ハートランドは、僕が小学生当時(1998年頃?)に憧れていたブランドでした。
ダイワの紙カタログを何度も見ては、購入予定がまったくないのに(お金ないので)、買うならどれにしようかな~と必死にスペック比較していました。
社会人になってから中古で初めてのハートランドを手に入れ、なんとも言えない感激があったのを覚えています。
今日は、この名竿について書かせていただきます。
白疾風です!
ご存知の方も多いと思いますが、これで「シロハヤテ」と読みます。
画像内にもローマ字表記がありますね。
今でも多くの根強いファンを持つ村上晴彦さんプロデュースの名品です。
ハートランドシリーズです。
まずはカンタンにこいつの自己紹介から。
【メーカー】ダイワ精工(現グローブライト)
【長さ】6.9フィート
【重さ】145g
【ガイド数】10個
【硬さ】ミディアムヘビー
【定価】45,200円(税別)
コイツ発売からもう何年も経ってますが、いまだに僕の中での1軍です。
なぜ1軍にいつづけるのか、その理由を書いていきましょう。
存在感
コイツ、ロッドのくせに全身が白なんですよ。白ですよ白。
ロッド全体がこんなにも白なのってないでしょ?
これフィールドで振ってたら最高にかっこいいだろうなって思い購入しました。
オシャレで目立つと思ってます。周りはどう思ってるかわかりませんが。
粘り
コイツ、粘ります。
竿全体がダルいのですが、バット部分までよく粘ります。
普段はメガバス系ロッド使うことが多いので、特に違いを感じました。
メガバスはシャキン系、コイツ白疾風はネットリというかベロンというか、そんなニュアンスです。レギュラーテーパーなんでしょうけど、グリップ部分あたりまでしなりが効いてて、非常におもしろいです。なにがおもしろいかっていうと、釣った時です。竿全体がグニャリと曲がり、魚の引きを吸収しているような感覚です。
またキャストも気持ちよく、腕の勢いはほぼ使わずに、竿のしなりにルアーの重さを載せて、キャストします。
巻物、特にクランクやスピナベでは最高のパフォーマンスを発揮してくれ、釣れる感マックス状態にしてくれます。
ただ、ワーム系はノーシンカーなどはいけても、ジグ系はキツイですね。粘りのせいで、吸収しちゃいますし、テンポよくいけません。
ロードランナーも白疾風も持っている友人によると、白疾風の粘りはロードランナーに似ているとのことです。
この白疾風、ただちょっと厄介なことがありました。
当時メタマグを乗っけようと思っていたのですが、なんと・・・乗らない!!
リールシートにリール本体がひっかかって、つかないのです。
これは困った。。
ってことで、リールシートを一部カッターで削りました。
こんな感じです。
ちょっとわかりづらいのですが、リールシートの右側(この写真で言うと手前)側を、
カッターでおよそ2mmくらい薄くするために削ってます。削った後は紙やすりでゴシゴシ。
これで無事に装着することができました。
こんな感じです。
下の画像だと、リールシートの上の部分とリールが当たってた箇所です。
カッターでギリギリ接触しないくらい削りました。削りすぎは強度的に怖かったので。
こんな感じでシマノ製のリールにもしっかりと装着することができました。
当たり前ですが、ダイワ製のリールではこんなことありません。削らなくても装着できます。
シマノ製は、メタマグ以外も同様に削る必要が出てくるかもしれません。
最近のはもしかしたら、互換性が生まれて、そのまま装着できるかもしれないですね。
これからもコイツ、白疾風をパートナーにしていきたいと思います。
オールラウンダーのこいつ最高です。