昨日、船舶免許の実技講習に行ってきました。
操船そのものはなんとか大丈夫そうなものの、設備チェック関連が大変…!操船中でも後方確認を定期的にするとか、「船尾よし!」とか忘れがち。次回の試験に向けて、学科も勉強中の最中です。
“ ライブベイトへの挑戦 ”
KOTETSU(コテツ)。
琵琶湖をメインターゲットとするルアーブランドKAESU(カエス)の新作ルアーです。まさに日本刀 “虎徹” を彷彿とさせるような、切れ味鋭い、他とは一線を画すような出来栄えです。
「活き餌にしか反応しないビッグバスを仕留める」というコンセプトを具現化したのが、このコテツであり、ライブベイトへの挑戦(KAESUなりに極限まで生きエサに近づけた)が込められたルアーでもあります。
最もこだわりぬいたという比重とフォール姿勢は絶妙で、ラインテンションだけでふわりとスイミングする様は意思を持った生き物のようでもあります。
実際に水中で泳がせている動画も公開されているので、ご覧ください。
特に1:45くらい~の、ストラクチャーを舐めるようにゆっくりと泳がせているシーンは必見です。
そんな発売後、数日間で完売となってしまったナチュラルハードベイト、コテツを今回は開封の儀を通して紹介させていただきます。
≫KAESU公式HPはこちら
伝統工芸品オーラを放つ木箱
『筆か印鑑でも入ってるのかな?』と思ってしまってもおかしくないほど。とてもルアーが入っているとは思えない、こんな木箱の中でコテツは静かに眠っています。
裏側を見てもこの通り。ごちゃごちゃとした説明文などは一切なし。
表面の文字もシールやプリントではなく、“焼き” です。指で撫でてみると、微妙に文字の部分だけ凹んでいるのを感じます。
カラー名も直接木箱に印字。今回はwhite fang(ホワイトファング)というもの。
いざ、開封
それでは、さっそく木箱の蓋を開けてみます。ピッタリはまっている蓋をずらすと・・・
コテツが静かに横たわっていました。蓋を開け、この状態を目の前で見てもなお、ルアーではないなにか。まるで “伝統工芸品” を見てるような気分になります。
紫色の敷き布まで丁寧に添えられており、まさに名刀「虎徹」がここに収められているかのよう。この紫の布が、安易に触っちゃいけない重要文化財っぽさを醸し出してきます。
蓋の裏側。
細部までチェックしてみる
これがKAESUの新作ハードベイト「コテツ」。全長153mm、重量26g。全5色。スローシンキング。
ケミカルウッドという人工木材でできており、発泡樹脂やABS樹脂では実現が難しかった、生命感にあふれる着水音と水押しを生める、とのこと。
なんとも神妙な面持ち。唇やエラなどもプリント(塗装)ではなく、すべて掘ってあります。
背針仕様。フックの存在感を弱めるだけでなく、ストラクチャーまわりへ強気に攻めたり、ボトムステイさせることも可能。障害物があってもスルンと乗り越えてくれるのです。
背針は脱着式で、フッキングと同時にフリーになるので、バラし軽減にも繋がっているようです。フックに付いたシリコンチューブをボディに埋め込んで固定。フックは交換可能、シリコンチューブの予備も2つ付属。
リアフック。エラストマー素材のテールにフックが半分埋まっているような構造。
このテール部分は360°回転するようになっており、同じくバラし軽減に繋がっています。
ジョイント部分。このように2箇所で連結されています。
重量計測 & サイズ比較
自分でも重量計測してみると、26g。毎度のことながら、キッチン用なのでアバウトですが、参考までに。
ジョイクロ178と。コテツのこの食べごろサイズ感、琵琶湖以外の関東などでも程よい感というのが伝わりますでしょうか?
ルドラと並べてみてもこのくらい。ジャンルが違うので何とも言えませんが、全長的にも重さ的にもルドラ(130mm、20g)より一回り大きいといったところでしょうか。
TDミノーと。さすがにこれと比べると、コテツの方がだいぶボリューム感あります。
ということで、KAESUのコテツでした。
この独特コンセプト、使いやすいサイズ感ということもあり、発売後あっという間に品薄状態へ。公式オンラインショップを見てみても、SOLD OUT状態が続いています。
「現在2次生産中で、出荷が9月上旬~中旬頃を予定」とのことですので、気になる方は来月まで楽しみに待ちましょう。
以前、以下の記事でも書きましたが、このコテツで今シーズンなんとか釣りたいものです…!!
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