アブ(ピュアフィッシングジャパン)でアウトレットセールが期間限定で開催されていますね。
21日から始まっており、「B級品」として新品ロッドやリールが50%オフになってたりします。気になる方は公式サイトから。
諸刃の剣、DOUBLE EDGE
DOUBLE EDGE(ダブルエッジ)。
今や見ない月はないほどにバス釣り雑誌やDVDなどで活躍している、伊藤巧さんのこだわりが詰まったオフセットフックがRYUGI(リューギ)から登場です。
サイズ5種類(#1、1/0、2/0、3/0、4/0)、定価340円(税抜)、2016年10月頃発売予定。
普段は各メーカーから新製品フックが登場しても気付かない(中々そこまでは追えない)のですが、このフックは前々から気にしてました。
2016年1月頃のBITEにゲスト参加した伊藤巧さん。番組終盤でチラッとフックを開発していることが明らかになりました。一時期は「タクミフック」と呼ばれてたりもしていました。
その後、正式名称として「ダブルエッジ」に決定。伊藤巧さんご本人やリューギスタッフの方のSNSで、時々チラリと情報が出ることがありました。
リューギプロトフック「タクミフック」が「DOUBLE EDGE」という名前になりました。意味は諸刃の剣。遠距離でも深く掛かる性能を追求して、細軸に。たとえ一匹キャッチしたら交換が必要になっても、一匹を獲る事を優先したフック!実は陸王もDOUBLE EDGEで戦ってます!
— 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) 2016年1月28日
ギリギリまで攻めた細軸設計のおかげで、十分にフッキングパワーが伝わらない状況でも、確実に掛けらるようになっているとか。
しかしながら、伊藤さんの発言からも察せる通り、フック自体の強さは最優先ではないかと思われます。少しだけ伸びやすいなどの可能性もあるのかもしれません。
まさに “諸刃の剣” 。
名作スピナベを思い起こさせる
『たとえ強度が多少犠牲になったとしても、まずは目の前の1匹を確実に獲る。』
という考え方は、エバーグリーンの、そして本場アメリカで活躍中のモリゾー(清水盛三)さん名作中の名作であるDゾーンを彷彿とさせます。
Dゾーンは非常によく釣れますが(ハイピッチャーとこれはなぜかよく釣れる)、1匹釣るとアームがぐにゃりと曲がってしまうことも。
(DゾーンとDゾーンフライ)
いま改めてDゾーンの商品ページ見てみると、ダブルエッジに通じるような表現がありました。
折れる危険性も合わせ持った諸刃の剣。
たかがフック、されどフック
(オフセットフックだけでも各社から多種多様なものが)
リールやルアーならまだしも、オフセットフックでこんなにも発売前からちょっと気になってしまってる経験は初めてです。
それもこれも全ては、私が個人的に伊藤巧さん好きだからなんですけどね。それだけです。
DVDなどでも終始自然体で、取材のために釣りをしているのではなく、“楽しむ” ために釣りをしているように毎回映ります(そうではない時もきっとあるはずですが)。
見ていてこっちまで楽しくなってくる気分です。
私ごときではフックの違いを感じることも活かすこともできない、と自分で確信していますが、いちファンとして、このダブルエッジは使ってみたいと思います。
あわよくば、違いを感じたい。