先日行ってきた房総ダムの釣りについて、簡単にレポートしておきます~。
時期も時期だし『虫で釣りたい!』と意気込んで臨んだ今回。虫でも釣れたっちゃ釣れましたが、やはりイメージ通りには全然いかないもんです。甘くはありませんでした。
自分のメモ用の意味でもまとめてみた虫系ルアーたち。いくつか新入りを連れて行くも、投げ続けたのはオリカネムシダディでした。
https://hebinuma.com/2016/07/10/summary-mushi
1年越しで、いざ出船
今回の舞台は房総、同船パートナーはイセオサムさん。
ネット界隈では有名な人で、人気アプリ bokete(iOS/Android)を作ったと人としても知られています。
僕の前職の時にご縁があり(4年くらい前)、仕事的にお付き合いさせてもらってました。当時も普通のアポの最中に、『え、バス釣りやってたんですか!?スコーピオン!』的な会話をしていましたが、お互いプチ釣りブランク期間中でもあり、釣り行こうとはなりませんでした。
それからしばらく。去年の今頃に「一緒に釣り行きましょう!」ということで盛り上がってきて、具体的な日時まで決まっておきながら、当日・・・台風直撃で中止。。
その後リスケということでしたが、結局ズルズルと来てしまい、ようやく先日一緒に行ってきました。
前置きが長くなりましたが、いざ準備。ハンドエレキのレンタルしかないところだったので、フットエレキを持参。
エレキをシャフトカットしているため、ボートによってはエレキが水中から少し出てしまうことも。予備バッテリーを前方に置くなどして調整。
https://hebinuma.com/2015/06/27/post-13946
3連休ということもあったので、早朝から大混雑。
いつもお世話になっているボート屋さんは5日くらい前に電話予約しようとしたら、すでにもう満席(満艇)。別の初めて行くレンタルボート屋さんへ。
ちゃちゃっと準備を済ませ、いざ出発~。帰り道渋滞に巻き込まれないよう、いつもより早めに切り上げる予定。
天気的にはローライト気味。途中から雨も降るかもという予報。
さてさて、果たして釣れるのか。
こんな立木がある、いかにも美味しそうなポイントもありますが、今回はスルー。
朝一は虫系で食わすために、オーバーハング中心に攻め込んでいきます。
チョウチン釣りで、バイトあり
上流方面へ進みながら、オーバーハング奥の奥へ虫を送り込んでいきます。
オーバーハング奥を狙うとはいえ、そんなに毎キャストうまく決まることはなく、たまには手前過ぎたり、思いっきり木に引っ掛けてしまったり。。
それでも数回に1回くらいは、向こうの壁へ当たってから優しく水面にポチョんと落ちるようなキャストが発生。意図的にチョウチン釣りにしてみたり、チョウチンになってしまったり。
いかにも出そうなオーバーハング&キャストもばっちり。『こりゃ~出るでしょ。』と自信満々に水面のオリカネムシダディを繊細にじっくりピクピクさせるも、中々出ない。
(あれ? 今日虫だめなのかな。)
とすでに開始30分くらいにして弱気になりつつ、キャストを繰り返します。
オーバーハングが途切れ、岩盤エリアに。
岩盤にたくましく生えた草があったので、そこ目掛けてキャスト。狙っていなかったのですが、うまいことチョウチン釣りに。
木の枝ではなく葉っぱに引っかかっているだけなので、ちょんちょんやったらラインが落ちてチョウチンではなくなってしまう。生えてること自体はたくましいけど、草自体は優しめ(柔らかめ)。
チョウチンが外れないように、でも水面ダディはもがくように、そーっとちょんちょんやってると・・・
ボフッ!!
来た!そんなにデカくはないけど、自分的には満足。バイト見えるし、やっぱトップって楽しい~。
この釣れた時に引っかかっていた草ってのが、上の写真内の矢印のようなとこです。
まさしくココではないのですが、このような岩盤に生えてる草でのチョウチンで食ってきました。
チョウチン釣りについては、青木大介さんによる実釣動画が非常に勉強になります。
https://hebinuma.com/2014/08/16/post-3355
アオキムシにもヒット
開始30分くらいで1匹目が出たので、これは自分としては好調。
その後もさっきのバイトのように出ることを想像しながら打っていくも、全く続かず。時々、チュパ!っというようなバイトがありますが、極小バスかたぶんギルでしょう。
少し移動して、ワンドっぽくなってるこんなエリアへ。水は濁ってるのですが、結構生命感あり。
水面が賑やかな感じがあったので、ここにも虫を入れてみることに。
小バスやギルからすぐに反応があると思いきや、無。いま思うと、エレキで近づきすぎたかも。もっと遠くから惰性で進むべきだったかもな。
それでもよさ気なポイントだったのでやり続けていると・・・
ジュボ!!
イセさんに来た! 虫系では初ヒットとのこと。虫もチャートだけど、服も結構派手(笑)アオキムシが、倒れ木の向こう側に投げ入れられた時に。落ちパク。
小バスながらも溜まっていたので、引き続きキャスト。
またヒット。だいぶかわいいサイズながらも、元気いっぱいに遊んでくれるバスちゃん。今度はノーシンカーワッキー。
ちなみにイセさんブログでも、当日のことが使用タックルなどとともに綴られています。
雨が降ってきたタイミングで、立木周りをトリプルインパクト(初代モデル)を投げていたら50近い魚体がふわーっと浮いてきたらしく。惜しくもバイトには至らず。
僕もその後、オーバーハングのチョウチン(今度は普通の枝に)で1本追加。
3連休の渋滞を避けなくては!
ということで早めに納竿。雨の時間帯以外は、ほぼずっと虫しか投げていませんでした。
チョウチン釣りのバイトが多い理由
今回思ったのが、虫パターンは虫パターンでも、チョウチン釣りの方がバイトが多いということ。
これは虫パターンが好きになり始めた去年くらいから感じていたことでもあるのですが、オーバーハング下、奥の奥に入れるよりも、多少手前だとしてもチョウチンの方がバイトが多い気がします(乗るか乗らないかは別として)。
虫で何百匹も釣ってきたわけではないし、房総以外では試してないので確かなことは言えませんが、それでもこれまで虫パターンをやってきて、そう感じます。
理由として、
◆(本物の)落水してきた虫は、沖ではなく陸地方面へ泳いで逃げる。
◆ 岸から離れていくルアーには、魚達が見慣れている。
のようなことが起きているのではないかと感じているからです。
虫がどっちに泳いでいくかなんて虫に聞いてみないとわからないし、見慣れているかだって魚に聞いてみなきゃわかりませんが、上記2つが正しいとしたら、岸から沖方面(ボート側)に向かっていくルアー(虫にかぎらず他のトップも巻物も)に対しては、魚が興味持ちにくいのかなと。
結果的にチョウチンの方に興味を持ち、実際にバイトも多いのではないかと。
全然うまくもない、この日も実際に虫で釣り上げたのは2匹のみの僕ですが、こんなことを感じています。
本当にそうなのだろうか? 虫好きとして、これは自分自身でも確かめたいテーマですので、今シーズン使ってもう少し試してみようと思います。
ヒットタックルの紹介
(オリカネムシダディ。水面で見失いやすいので、バイトマーカーシール貼付)
↓それぞれレビューや開封の儀にリンクさせてます。
Rod : Molla MSGC-62MLXXF
Reel : 16アルデバランBFS XG
Line : ソラローム ルアーPE 1.5号
Lure : オリカネムシ ダディ