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「魚の譜」。アーティスト長嶋祐成さんによって生み出されるサカナたち。

新しい釣具屋、できたみたいですね。

アキバエリアにALL BLUEなるお店が。まだ詳細などはわかりませんが、ソルトメインのお店なのかな? HP探してもうまく見つからないので、これはこれは近日中に実際に行ってみようと思います。

今回は、素敵なサカナのアートを紹介します。

Yusei Nagashima Uonofu

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魚の譜」。
こんなアートがあるのをご存知でしょうか? ちなみに “うおのふ” と読みます。

長嶋祐成さんというアーティストによって、日常のごく普通の魚たちが、絵を通して表現されています。独特の柔らかさと色身を持って。

僕が語るよりも、実際の作品たちを見てもらった方がその素晴らしさが伝わると思うので、さっそくいくつかご紹介させていただきます。

 

「魚の譜」の海水魚たち

マイワシ。単なるイワシなんですが、なんだかとても魅力的なサカナに生まれ変わったような気がしちゃいます。Sardinops_melanostictus_160115

ムラソイ。『この魚を釣ろうと追いかける中でどんどん海の魅力に取り憑かれていった』んだそうです。ちなみに、初めて実際にムラソイに出会ったのは伊豆稲取の海だとか。Sebastes_pachycephalus-390ac

ウシエビ。いわゆるブラックタイガーのことだそうが、こう描かれるといつも食材としてみるそれとは、全然雰囲気が違う。Penaeus_monodon_130201

ヒノマルテンス。こんな独特な表現で語られていました。『白ごはん+梅干しの取り合わせを「日の丸弁当」と呼ぶぐらいにはこの意匠を一つの類型として認めている~』Iniistius_twistii

スマ。マグロに似ていますが、分類上はサバ科。腹回りのギラリ感ありますね~。Euthynnus_affinis

カサゴ。一匹一匹がそれぞれ別の性格を持っているかのような、そんなカサゴの個性を感じます。かわいい。Sebastiscus_marmoratus

アオリイカ。魚だけでなくイカも。綺麗。そして柔らかさ。Sepioteuthis_lessoniana-thumbnail2

コブダイ。化け物のような顔をしているコブダイも、独特の柔らかいタッチのおかげか優しい顔をしてますね。いや、怖いか。Semicossyphus_reticulatus

マサバ。これは本当に美しい。背中の模様に透明感というか瑞瑞しさというか、そんな透き通った色を感じます。絵なのに。Scomber_japonicus-716c0

ウィーディーシードラゴン。タツノオトシゴの仲間。まさしくその名の通り、龍を思わせるような作品。Phyllopteryx_taeniolatus

 

「魚の譜」の淡水魚たち

ブラックバス。みなさんお待ちかねのラージマウスバス。体高があり口が固そうな立派な個体。この作品は玄関などに飾っておきたいものです。
Micropterus_salmoides

コイ。この開いてる口の感じ、まさにコイっぽさが詰まってるんではないでしょうか。今にもパクパクしそう。Cyprinus_carpio_130118

オイカワ。オイカワの華やかさがそのまま紙上にも再現されたような作品。青色が煌めいているように見えますが、どうやるんでしょうかね。Zacco_platypus_150626-thumbnail2

ピラニア。獰猛肉食魚と知られるこの魚は、たしかに見た目は美しい。口さえ開けなければ。ちなみに長嶋さんが初めて飼った熱帯魚がピラニアだそう。Pygocentrus_nattereri_121012

 

“出会えると嬉しくて、もっと魚に触れたい”

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こんな美しい魚たちを “紙上に生み出す” 「魚の譜」の長嶋さん。本人より、hebinuma読者の皆さまにメッセージを頂きました。

以下、原文のままです。

魚と出会うために水辺に近づく。
出会えると嬉しくて、もっと魚に触れたいと思ううちに次第に水の中へと足を踏み入れる。

そうして全身で感じる自然—足もとを埋め尽くす様々な形の命や、それらが駆け回ったりうずくまったりするさま、そこへ打ち寄せるひと波ひと波のエネルギーといったものに圧倒されて、自分で自分を閉じ込めている檻の目がどんどん広くなっていく感じがします。

そんな体験をするのに、釣りは最高の入り口です。僕はその入り口のさらに手前で絵を描いています。これまで興味がなかった方が足を止めるきっかけになれば嬉しいです。

 
長嶋さんは、とても自然体。仕事のためでもなく、誰かに求められてるからでもなく、“魚の美しさ” が好き。だから描いてる。

そんな印象を、実際に長嶋さんにお会いして感じました。

結果的には今、仕事の一部にも繋がってたり、長嶋さんの作品を楽しみに待ってる方もたくさんいらっしゃると思いますが、根本はそんな素直な自分の欲からだと思います。

 

生で「魚の譜」に触れたいなら

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「魚の譜」の作品を生で見られるイベントが、今月2回あります。

 

ハンカチ発売 レセプション

【日時】2016年1月21日(木)19:00~21:00
【場所】H TOKYO 三宿店

「魚の譜」商品化、第一弾としてハンカチが発売されます。そのパーティ的なイベントが、参加費無料で開催されます。

詳細はFacebookページ

 

裏フィッシングショー

【日時】2016年1月30日(土)17:45~20:45
【場所】青龍門 横浜みなとみらい店

ジャパンフィッシングショーあとのイベントに、「魚の譜」さんが出展されます。お酒の場ですので、緩い雰囲気の中でになりますが、現物をいくつか持ってきていただく予定です。

詳細は公式サイト

 

すでに幅広くいろんな領域で活躍しはじめている「魚の譜」さん。2016年、これからの活動にも注目です。

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