前回の亀山では惨敗。ノーフィッシュどころかノーバイト。なにもありませんでした。
完全敗北です。。(*_*)
【亀山バス釣り】ノーバイトノーフィッシュ、完全玉砕。でも釣る人は釣っている
釣り行きましょうのお誘い
寒さ厳しくなってきた11月初旬、KAKEDZUKA.com管理人のカケヅカさんから連絡がありました。
[speech_bubble type="drop" subtype="L1" icon="kakedzuka.png" name="カケヅカさん"] 今月どこかで釣りどうですか?[/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name="私"]行きますか![/speech_bubble]詳しく聞くとディープの釣りを案内してくれるとのこと。いわば亀山フィッシング~ディープ講座~。前回ボウズだったし、ディープの釣りとか全然わからないので、お言葉に甘えて一緒に行かせていただくことになりました。
6時出船の予定だったのに着いたのが6時半過ぎ。この時点での気温は3℃。
急いでせっせとボート準備をします。
ボート準備をしているとなにやら釣りウマな雰囲気を放つ方がボートでこちらに近づいてきます。その正体はBURITSU編集長ランチアさんで、どうやらランチアさんもカケヅカさんからディープの釣りを学びに来た様子。
すでに釣り開始してたみたいで状況を聞くとどうやら厳しい様子。でもランチアさん、よく謙遜してますが、実力はかなり上。能ある鷹は爪を隠す。
釣る宣言、いちおう釣ってる
ボート準備が完了しいよいよ出船。すでに7時近く。
[speech_bubble type="drop" subtype="L1" icon="kakedzuka.png" name=""] 1投目で釣りますよ。 [/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""] いやいや。本当すか?[/speech_bubble]こんな会話をしながら11月末の亀山フィッシングがスタート。
今回は松下ボートから出たのですが、まずはカケヅカさんお気に入りのボート屋対岸のカバーまわりから。ディープエリアに行く前に気になるポイントポイントは触っていくスタイルです。
エレキの惰性でゆっくり近づいて、カケヅカさんが1投目として選んだのはテキサス(エスケープリトルツイン)。軽くシェイクしてほぐしながらカバーの下へ下へと潜り込ませていきます。
強気発言だったので私はロッドを握らずにその様子を見ていたのですが、オーラや雰囲気的にはまじで釣っちゃいそうな感じ。
・・・が、案の定1投目で釣れることはなく、なにごともなかったかのように次のキャストへと続いていきます。
私もスモラバなどを落としていきますが、二人ともなにもない。ということですぐ移動。
エレキでの移動中、
[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""] なんか普通に移動してますけど、さっき釣れてないですよね?[/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="L1" icon="kakedzuka.png" name=""]ディープでは1投目で釣りますよ。 [/speech_bubble]え、なにそれ。ずるいし、どーせまた…と思っていたのですが、まさにその通りになったのです。
5分ほど移動して到着。岸からは5~10mほど離れたポイントでしょうか。ここのポイントが地形的にディープの釣りをするならおすすめとのこと。
(ディープで)1投目で釣るというので、また私は傍観していました。ロッドは握らず、今度はビデオカメラを回します。
カケヅカさんダウンショットをその辺にキャスト。しばしラインを出してボトム着底後、エレキをゆ~くり走らせ、ドラッキング。
イメージとしてはこんな感じ。これは私ですが。
カケヅカさんを撮影しつつも動きの少ない地味な映像だな~と思っていた時、撮り始めて数分。
[speech_bubble type="drop" subtype="L1" icon="kakedzuka.png" name=""]ほら、来ましたよ。[/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""]え、まじすか!?[/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="L1" icon="kakedzuka.png" name=""]このように。[/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""]おおお![/speech_bubble]まさかのまじで釣っていました。
超カワイイサイズでしたが、本当にディープでのファーストキャストで釣るとは。お見事!
この様子については動画公開されているので、Youtubeのこちらの動画をご覧ください。
やるな~!一応有言実行してるし、今日はこんな釣りを教えてもらえる。期待できるかも!
それまで嘘っぽかったカケヅカさんの発言に一気に信用感が出ます。
調子に乗ったカケヅカさんが一言。
[speech_bubble type="drop" subtype="L1" icon="kakedzuka.png" name=""]今日は二桁ですね。[/speech_bubble]
まじ寒い、メンタル折れる、眠い
その後は、一切釣れません。
同ポイントで連発することはなく、別ポイントでも反応なし。ディープがだめなので、カバーへの撃ちにシフトした時間帯もありましたがなにもなし。
時刻はお昼前。
なぜか朝よりも気温が下がった(ような気がしていて)、より一層寒さを感じます。
釣れない。そして寒い。
右手のグローブはないし(前回釣り行った知人の車に置き忘れた)、ジーンズで来ちゃったから下半身が冷やされて結果的に全身がどんどん寒くなるし。
しかもほとんど寝ないで行ったので睡魔も襲ってきます。
[speech_bubble type="think" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""](やば。帰りたい。)[/speech_bubble]釣れない+寒い+眠い=帰りたい。
という方程式が成り立ちそうに何度もなりましたが、途中でカケヅカさんが手に巻くタイプのホッカイロのようなものを貸してくれて復活。血流を暖めることで全身が暖かくなる効果があるとか。
さらにバッカンの中にレインウェアが入ってるのに気づいて上下とも着てみると、これも意外と効果あり。防風効果で少しはマシになりました。
オープンエリアのディープ、流入河川、水産センターまわり、よりとも島まわり・・・
これまで実績のあるようなポイントをいくつもまわるも、完全に “無” 。
紅葉観光はじめる
釣れない時間が続くので、しばし紅葉観光をはじめました。
紅葉の名所として有名らしく、観光クルーズ船がたくさん往来していました。
釣りしてるとどうしても水面ばかり見てしまうのですが、ふと木々を見上げると、確かにキレイです。
こういった自然の景色を楽しめるのも釣りの楽しみのひとつだと思います。釣りたいけど。
ドラッキング、これ釣れんの?
再びお昼過ぎ、朝1本釣れたポイントへ攻めてみます。
ダウンショットでのドラッキングは全然やったことない釣法ですので、あらためて手取り足取り教えてもらいます。
ダウンショットのリーダーは長めとのこと。
いつも私がやっているのが15~20cmくらいなので長めってことは40~50cmくらいかな~とか思っていたのですが、聞いてみると、
[speech_bubble type="drop" subtype="L1" icon="kakedzuka.png" name=""]だいだいこれくらいですね。(両手を軽く広げてる)[/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""]ながっ!そんなにですか。[/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="L1" icon="kakedzuka.png" name=""]ディープだとだいたいそうですね。[/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""]未知です、やったことない。わかりました。[/speech_bubble]どうやらリーダーは70~80cm。
こんなのやったことないのでよくわからないし、釣れる感覚がイメージできません。
釣り方としては以下のような流れです。
その辺にキャストして着底 → スラッグ取る → エレキでゆっくり進む → ボトムを感じながらアタリを待つ
ここぞというポイントをうまくワームが通過するように操船する必要があるのですが、これは一朝一夕で真似できるもんではありません。
当然ながら流れや風もあり、それらを加味しつつ、魚をびっくりさせないよう最小限のエレキスピードでゆっくり動かしていきます。これらを平然とやってのけるのがカケヅカさんでした。私は後ろに乗ってたので、単にキャストして待つだけ。
シンカーがボトムにあたってコツコツするのを感じながら、アタリに備えます。
キテルかも、キテた
そのような釣りを初めて30~40分ほどでしょうか。狙ったポイントをじっくりと丁寧に流し始めて10回目くらいの時。
ちょっと強めの引っ掛かりのようなものを感じながらも、そのまま引き続けます。
1mくらい(推定)そのまま引いても引っかかりが残っているので、なんかおかしいなと思いちょっとロッドを軽くあおってみます。
すると・・・
[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""]来てるかも![/speech_bubble]
巻き上げてみると、小さなバスちゃんが食ってきていました!
おしゃー!
サイズ的には25cmくらいだったと思いますが、かなり嬉しい1匹。
ありがとうよ、バスちゃん。
前回ボウズだったこともありますが、なによりもこれまで自分がやったことのない新しい釣法で釣れてくれたことが嬉しかったですね。
その後も、引き続きロングリーダーのダウンショット、ドラッキングで攻め続けます。
すると、これまで通してきたコツコツの感触とはなにか違う、“違和感” が。
確かめるためにシンカーをボトムから浮かせるようなイメージで、ロッドをまた軽くあおってみると・・・
[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""]食ってる![/speech_bubble]
上がってきたのは、またもやかわいいバスちゃん。
水深10m近くのバスを狙って釣る、ということは初めての経験でもあり、小さな成功体験にもなりました。
楽しくなってきて、このあたりではもう完全に寒さなんて忘れてますね。笑
リグを紹介
ちなみにどのようなリグだったかを、改めて詳しくご紹介します。
【リグ】ダウンショット
【リーダー】70~80cmくらい
【ワーム】レッグワーム2.5インチ
【カラー】176 シナモン/ブラックフレーク
【フック】#3サイズ
【ライン】フロロ3lb
特に驚くこともない、いたって普通のセッティングでしょう。リーダーの長さ以外は。
実際にどれだけ長いかわかってもらうためにスケールに乗せてみましたが、こんな感じ。
かなり見えにくいですが糸がたわんでおり、リーダー70~80cmはあります。
こんな長いリーダーでやったことなかったことなく懐疑的だったのですが、とりあえず指導してもらうままにセッティング。
[speech_bubble type="drop" subtype="R1" icon="furusawa.png" name=""]リーダー長いとなにがいいんですかね?[/speech_bubble][speech_bubble type="drop" subtype="L1" icon="kakedzuka.png" name=""]ほほう。それはですね・・・[/speech_bubble]「なぜロングリーダーがいいのか」については、KAKEDZUKA.comのこちらの記事で解説されていますので、気になる方はご覧になってみてください。
一緒に行くと学びが大きい
この時期の亀山は、ボートは16時まで。
最終的にはかわいいサイズ2本で終了となりましたが、自分としては大満足の1日です。
自分の中で新しい体験ができ、引き出しがひとつ増えたと感じています。たった2匹しか釣ってないのですが(しかも操船も自分でやってない)。
誰かと一緒に釣り行くことが一番勉強になりますね!
本やネット、DVDなどももちろん為になると思いますが、その場で状況に合わせながら実際に教えてもらうってのは成長を感じます。リアルタイムに “生で” 矯正してもらえますからね。
帰りにみそラーメンを食べ、11月の亀山フィッシング~ディープ講座~はこうして幕を閉じたのでした。
バスちゃん、釣れてきてくれてありがとう!
この日釣れたのはこれの↓、176 シナモン/ブラックフレークというカラー。
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