「世界最古の釣り針」が、沖縄で見つかったらしいですね。
BBC NEWSのこの記事によると、約2.3万年前に作られたと思われる釣り針が見つかったとのこと。これまではパプアニューギニアの約1.8万年前のものが最古と思われていたようですが、日本でさらに古いものが発見。
いまから2万年も前から人類は釣りをやっていたなんて…すごい年月過ぎて想像できません。
7年間、使い続けている07メタニウムMg7
いきなりですが、07メタニウムが大好きです。
大学生から社会人3年目くらいまで全く釣りをやらないブランクがあったのですが、再開の頃に買ったのが、当時人気だったこのシマノ「07メタニウム Mg7」。
それまで釣りやっていなかったので全然情報入ってこなかったのですが(自分からも取りに行ってなかった)、再開してインプレなどで調べてみると高評価だらけ。
当時アポの帰り道に寄ったキャスティング日本橋店で、リール10%オフセールのようなものをやっていて、即購入したのを覚えています。たしか27,000円くらいだったような。
スコーピオン1500、ウィンチェスター、TD-X、旧カルカッタコンクエスト100、旧ジリオンHLC、初代アルデバラン、タトゥーラ、ジリオンTWやその他ベイトフィネスリールなどいろんなリールを使ってきましたが、かれこれこの07メタマグは7年ほども使っております。
13メタニウムが出た時も絶賛の嵐でしたが、私は買いませんでした。そして今もっとも旬でもあり(?)いい噂しか聞かない最新作メタニウムMGLも買っていません。
正直買おうかと迷っていた部分はあるのですが、買えてないと思っていたTATULA CT TYPE-Rが買えてしまっていたこともあり、このTYPE-Rを使い込んでから考えようと。
そして、「07メタマグもまだまだイケるしな!」と思っていました。
(ファットペッパーJr.くらいの巻物が気持ちいい)
しかしながら、さすがに7年も使っていると調子が悪くなってきます。
これまでハンドル側のプレートを空けない程度には自分でメンテナンスしてきたつもりですが、本格的なオーバーホールは一度もしたことがありません。
少しずつ、こいつが悲鳴を上げてきたのです。
キャスト時は何か引っかかってるような “シャー” という音を上げ、巻き取り時も常に何かに引っかかってる感。
それでもいきなり急に悪くなったのではなく、じわじわと段々にだったので、慣れてきたりでそれなりに使えていました。
(何度か少しカスタムしながら楽しんできました)
ところが、最近になってさらに悪化。
そのまま使い続けているからこそ悪化したのだと思いますが、引っかかる “感” ではなく明らかに引っかかるし、半クラッチ状態になることもありました。
ということで、07メタマグにとっては初めてのオーバーホールをお願いしました。
初のオーバーホール
途中、オーバーホール担当の方からメール連絡が来て、
『かなりすごいことになってます(汗)』と言われ、分解写真も送ってもらいました。
こんなのと。
これ。
ぶっちゃけ、よくわかりません…。
カスみたいのが溜まってて汚いことはわかるのですが、リールのプロではないので、これがどう “すごい” のかはわかりません。
もうちょっとだけざっくり聞いてみると…
・メインギアとピニオンギアの破損
・一部パーツの組み付け不具合
・ボディ内部のごみの蓄積過多
という症状が見られたようです。
素人ながらでも、メインギアとピニオンギアが破損していたらダメだってことくらいはわかります。そりゃ引っ掛かりを感じるわけですよね~。
まだまだ他にも調子悪いところあるかもですが、今のところパーツ交換代も含めて10,000円弱。
そんなにかけるならMGLでも買ったら?という声も聞こえてきそうですが、まだまだメンテして使えるうちはこの07メタマグを使ってやりたいなと。
いろんな場所でいろんなバスを釣ってきた良きパートナーであり、今でも鮮明に蘇る思い出がたくさん詰まっているのです。初めての魚を釣る「入魂」という言葉がありますが、まさしくこいつには数年間共にするうちに魂が宿っているような感覚さえあります。
ちょっとスピリチュアル的な話になりましたが、こいつを使っているとなんとなく落ち着くし、なんか釣れるような気にさえしてくれます。
さてさて、来月どんな生まれ変わった姿で再会できるか。