ルアー握ってると落ち着きません?
フックなしのルアー(プラグ)をテレビ見てる時とかになんとなく握ってる。それだけで落ち着くような気するんですけど、これわかる方います?クッションとかバッグを腹に抱える(膝に置く)と落ち着いたりするじゃないですか?あれの類です。
ひっさしぶりにこんな釣り雑誌に出会いました。
【関連】「世界の怪魚釣りマガジン4」が超楽しそう! リアクションでポチった。
釣り雑誌でこんなに夢中になるなんて
「世界の怪魚釣りマガジン4」。
これ、おもしろかった。本当に。自分の知らない情報、世界が多すぎてしばし没頭してしまいました。読み始めたら一気に、その世界に夢中になったわけです。
僕、釣りに限らず雑誌って買ったとしてもだいたい10分くらいで流し読みしちゃうことが多いんです。すでに見聞きしたり、予想できる情報だったりで、ちょっと大げさに言うと “刺激” がちょっと少ないんです。
でもこれは違った。まったく知らない情報だらけだし、未知の世界すぎる。釣り雑誌ってバスでもソルトでもエサでも、聞いたことない魚名や専門用語が出てくることってあんまりないじゃないですか。ちゃんと理解はしてなくても、大体は聞いたことあったり。
でもこれは聞いたことないワードだらけ。というか『え?これが名前?』と、魚名なのか地域名なのか、道具名なのか、それすら判断に迷うレベルに聞いたことないワードが並んでるわけです。
さらに日本では考えられないような、警察から賄賂交渉してくるとか、飛行機のチケットは転売業者が買い占めてて普通には買えないとか。そんなことも載ってるのです。未知の世界ですよ、僕にとっては完全に。
『夢見るだけでいいの?』と煽りから本誌スタート。数々の怪魚たちの貴重な1冊。
さらに写真もどれも新鮮なんです。超。
ネット社会になって、どんな画像だって大体はGoogle先生に聞けば見れる時代。でもこれに出てくるのは、見たことないからゆえにどれもイチイチ見ちゃうわけです。
『これがガンユイってやつなのか~。』『よく聞くガイアナってこんなとこなの?』みたいな状況がずーっと続いちゃうのです。
そして初めての感覚ですが、白黒ページですら全てが楽しい。
ピーコックDVD。オマケレベルではない。
一応付録になっているDVDもまじでコーフンしました。おもろい。
怪魚フィッシングのパイオニア小塚さんが、15種のピーコックバスを求めてベネズエラに行くんですけど、これがもうスムーズに行かない(笑)
まず成田でエスタ忘れてる、業者が買い占めてて航空チケット買えない、結局最初の8日間は釣りできずに足止めや移動で終わる・・・などなど。
もちろん実釣もハンパなくハンパないのです。ペンシルなどを高速ジャークしてると、ブァアシャアン!!とピーコックが疑いないく食ってくるんです。それも次々と。これ見てるだけで幸せ。
途中ルアーにタカ(ワシだっけな?)がヒットしてきて釣れちゃうという珍事件もあったり。
国内の実釣ロケDVDもそれはそれで楽しいですが、どっちかっていうとこのDVDは、軽く “一緒に冒険” してるようなもの。
釣りだけではなく現地の食事やら、現地ガイドとの料金交渉なども収録されていたり、そしてさっきも言いましたが、ちょっとしたトラブルがリアル感あります。DVDの世界に入りこんじゃいましたよ。一気に90分。
こんなにベタ褒めすると、地球丸から宣伝頼まれてるんじゃないかと思われそうですが、一切そんなことはありません。普通に買いましたし、僕が素直に感じたままです。
これはまじでオモロかった。2,700円するので高いと思ってましたが、全然そんなことない。このDVDだけで2,700円だとしても成り立つレベル。
こんなに夢中になれる釣り雑誌、数年ぶりですよ。ページ開くたび開くたびにワクワクなんてしないでしょ?普通の雑誌じゃ。
僕がどんなに言うより、一度見てもらいたい。未知なる世界の情報たっぷりです。