本日もhebinumaをご覧いただき、ありがとうございます。
毎年開催されている「グッドデザイン賞」。今年は本日まで、六本木でその展示会が開催されていました。その名の通り、優れたデザインのモノにこの賞が贈られるわけですが、デジタル製品や、家具、文房具などの幅広い分野の中に、毎年釣具も誇らしく受賞しています。
アイスライド185がグッドデザイン賞を受賞
「I-SLIDE(アイスライド)185」。
このメガバスのS字系ビッグベイトが、今年2014年のグッドデザイン賞を受賞しました!!パチパチパチー。既に公式HPにも掲載されています。
メガバスは、1997年に初めてPOP-Xでグッドデザイン賞を受賞して以来、ほぼ毎年、なんらかのルアーかロッドで受賞しています。1997年のPOP-X受賞は、確か、釣具としては日本で初めての受賞でした。芸術品ともいわれるメガバスのルアーだからの快挙だったのでしょう。
釣具界で初めてグッドデザイン賞を受賞した、メガバスの不朽の名作「POP-X」。本当に不朽で、他のトップに負けることなく今でもメチャ釣れる。
こだわりは?評価されたポイントは?
アイスライド185の得意技、360°(シックスサーティ)。トゥイッチで360°ターンアクションし、リアクションバイトさせます。
こちらのページによると、デザイナーである伊東由樹社長は、このアイスライドにこんなこだわり・想いを持っていたようです。
縄張り意識の強い大魚は大胆な侵入者を口で追い払う行動を示します。この習性を利用し、縄張り内にて360度ターンで威嚇行動を促すための、鋭い回転動作を引き起こすアシンメトリック慣性バランサーを内臓。大型魚は狡猾なため、大きな針の存在を即座に判断し餌を追わなくなりますが、当ルアーは、ボディ腹部が発するネオジム磁界によって針が腹部に沿って密着し針のシルエットを希薄化。高い釣獲率によって人気を博しています。
そして、グッドデザイン賞の審査員は、こんなところを評価していたようです。
ルアーは魚という生き物を対象にデザインされる為、単純に人の感覚で色や形を評価することはできない。このルアーの場合、素材、形状、バランスなどの工夫により、魚にアピールする特殊な動きを、使用者が誰でも再現できる様に「デザイン」されている。水の中での動きをコントロールするための形状は、突き詰めればそれだけで人の感覚にも魅力的なのかもしれない。
『誰でもカンタンに釣れるアクションができる』
ってところが、評価ポイントのようです。
この評価文を見ると、デザイン面よりも機能面が評価されてるような気がしますが・・・・・まあ、いいか。もう受賞したんだし!
伊東シャチョー!おめでとうございます!!
これからも釣具界の先駆者となって、美しい&釣れるアイテムを期待しています!!