先月6月に人生2度目となる琵琶湖に行ってきました。
今回はDeeeP STREAMの管理人KenDさんのガイドということで、存分に楽しませてもらってきました!
人生初の琵琶湖ではボウズでしたが、果たして今回は釣れるのか。
1泊したので計2日間挑んだのですが、どんな様子だったかをお届けします。
KenDさんとの釣りは、去年の亀山以来2回目です。↓
https://hebinuma.com/2016/07/30/kameyama-bassfishing-media
写真がない…
先に言っておきますと、こんな貴重な釣行だったのに、写真が乏しいです。ほとんどありません。
というのも…
- 私のiPhoneは水没
- KenDさんのスマホはSDカードがクラッシュ
してしまったのです。
当然ながらお互いにばしばし写真撮りまくってたのですが、結果的にはすべてパーに。
KenDさんのボートに装着していたアクションカムのみ生き残っていたので、そのカメラによる僅かな写真のみです。
アーメン(@_@。
KenDさん、さくっと50アップ
私は始発の新幹線で行ったので、琵琶湖到着は9:00頃。出船は9:30過ぎくらいだったと思います。
「海じゃね?」と思えるほどにどこまでも広がる広大な湖面。琵琶湖大橋の南部分、南湖だけでこんなでかいなら全体ではどんだけ巨大なんだよと、今回もそのスケールのでかさに圧倒されます。
天気は晴天無風。じりじりと日光が照りつけるような強い日差し。ピーカンってやつです。
まずは手堅く仕留めていこうってことで、デスアダースティック5.5インチのフリーリグ。私は琵琶湖の状況からなにも判断できないので、KenDさんのおすすめです。
「こんな感じに投げて、こんな感じで動かしていきます(^^)」
と優しくレクチャーしてくれます。
そして、
「アタリかなと思ったらこうやってアワせる!」
と言ってKenDさんがロッドを煽りました。
おお、レクチャーにしてはものすごく本格的に見せてくれるなーと思っていたら、まじで釣れている!!
開始5分くらい(たしか2投目)で、私に教えながらサクッと40アップをキャッチ。
その後も私にすごい気を遣ってくれながら、キャストを繰り返していると再びロッドが弧を描きます。
上がってきたのは55センチクラス!
開始30分で即効この2匹。真横でそのシーンを目撃していた私は思いました。
この人やべぇ。
ピーカン、無の時間
KenDさんと全く同じリグ(デスアダースティックのフリーリグ)を使い、同じようにキャストを繰り返しますが、一向に私の方にはバイトはありませんでした。
陸上(ボート上)でのロッドの動かし方などは似ているようでも、水中で起きていることは全く違っているのでしょう。レンジやアクション、アタリの感じ方など。
その後もガイドのように色んなポイントへ連れて行ってくれ、その度に丁寧にレクチャーしてくれましたが、申し訳ないながらも釣り上げることはできず。
日も傾いてきており、だんだんと焦り始めました。
人生初の琵琶湖フィッシュ
夕方になり、新たなエリアへ。
「トップゲームやりましょう!」
ってことだったので、ストラクチャーなどが絡むエリアを想像してたのですが、到着した風景はまるで違っていました。
え、ここですか?と思ってしまいそうなオープンウォーター。湖のど真ん中です。
パッと見はなんの変哲もないエリアなのですが、KenDさんが指差す方向には微かにウィードが頭を出していました。
頭を出していましたって言っても、感覚的にはたぶん10cm出ているかどうかくらいです。しかも数本だけ。頭が出ているのは数本ですが、見えないだけで、水中には周辺にウィードが広がっているとのこと。
ここでおすすめされたのが、ティムコのコーリングペッパー。持ってないので、お借りしました。
「ウィードの頭が出ていますよね?すぐその脇に投げてみてください(^^)」
と自分は投げずにポイントを譲ってくれているにもかかわらず、そしてこんな大事な時にもかかわらず、私はミスキャスト。。
ウィードの頭から左横に3mくらいずれた場所に着水してしまいました。
まじすいません…!(消えたい!)
と思いながらもコーリングペッパーにアクションを入れてみます。
(ティムコのコーリングペッパー)
コポン。
・
・
・
ボフっ!
ワンアクション目で吸い込まれました。
「うぉーっ!!」とテンションマックスになりつつ、ちょっと巻いただけでデカイとわかるそのパワーに心臓バクバク。
16lbフロロがドラグを鳴らしながら、なんとか無事に上がってきたのは、まるまると太ったビッグバス!
自己最高記録の54.5cm!!
※でも写真は消えました。
- 琵琶湖初フィッシュ
- トップウォーター
- 人生最大のビッグバス
という嬉しい楽しい条件が重なり、しばらくは放心状態。余韻に浸ってしまいました。
風が強くなってきたこともあり、ここで初日は終了。
強風の大荒れ
琵琶湖畔のノスタルジックな民宿に2人で泊まり、迎えた二日目。
早朝からトップゲームを期待していたのですが、まさかの強風。トップどころではなく、ボートに立って釣りするのが少し怖いくらい波が荒れる時間帯もありました。
もろに風を受ける本湖ではなく、流入河川などの風を避けられるエリアへ移動。
フロッグでも50アップ
広がっていたのは一面に広がるヒシモエリア!やりたかったフロッグゲームを開始。
相変わらずここでも、KenDさんは40近いのを“普通に”釣り続けます。この人すげぇ。
そしてKenDさんにミスバイトがあったポイントにも投げさせてもらい、粘り続けました。
ボートが進んだ関係でトレース角度が変わった瞬間・・・
ゴボン!
と明らかにデカイと確信できる音とともに、スリザークが一気に吸い込まれました。
ヒシモに巻かれ中々あがって来ませんでしたが、ボートを寄せてなんとかネットイン。
獲れたのは53cm!!
ヒシモを突き破って派手にバイトしてくるシーンなんてこれまで映像でしか見たことなかったですが、自分の引いてきたルアーに食ってきたんです。ヒシモを突き破って。
その後、私は40cmくらいのを同じくスリザークで追加。
2本でしたが、フロッグゲームの魅力を堪能させてもらいました。
ラスト1投で奇跡フィッシュ
夕方近くになり、風が弱まってきたタイミングで本湖へ移動。
ウィードエリアを巻いて攻めることにしました。ラインを結んだのは、TDバイブレーション。
ピーナッツなどと並ぶダイワの名作と言われていますが、投げるのは2年ぶりくらい。
ウィードに微かに絡むようにレンジ調整し、巻き続けます。
しかしながら、ボート帰着時間が迫り、ラスト1投へ。
巻いててバイブ感がなくなりモッサリしたような巻き感になったので、ウィードががっつり絡んだのかな~と思って高速で回収すると、ここで奇跡!
なんと30cmくらいのバスが付いてるではありませんか!
恥ずかしながら全く気付きませんでした・・・。巻いてりゃゴンみたいな感触あると思ってたのですが。
水中では気絶しているかのごとく抵抗しなかったバスでしたが、水中から出した途端に大暴れ。釣られたことに気付かなかってこと?
だとしたら両者とも(私も魚も)気付いてなかった笑
本当のラスト1投(おまけのラスト1投などせずに)で釣れたのも、たぶん人生初です。
この亀山の時の虫フィッシングのように、“ほぼ”ラスト1投ってのは過去にも何度かありましたけどね。
こうして2日間の琵琶湖フィッシングは幕を閉じました。
最後に
今回2日間通して感じたのは、「琵琶湖でポイントを探すのはとても難しい。」ってことです。
数々の琵琶湖ビッグバスをSNSや雑誌などで頻繁に見かけますが、いきなりふらっと行ってふらっと釣れるようなことは、極めて難しい。
上記でも少し触れましたが、「え、ここですか?」的なオープンウォーターが釣れるポイントだったりしました。
何度も何度も通って、地道に魚探をかけていくことで、水中の地形変化やウィードの位置を把握しているのだそうです。
でもウィードは生え変わったりする関係で場所が移動するらしく、常に情報をアップデートしていかないといけないとのこと。
普段目に見えるストラクチャーばかりを狙っている私としては、この“水中を読む”ということが本当にレベルの高いことなんだなと思います。
そして今回レクチャーガイドとして色んなポイントへ連れてってもらいましたが、それはKenDさんがこれまで地道に時間と手間をかけて、コツコツと蓄積してきた過去があるからこそだとも改めて気付きました。
そしてKenDさんの釣りレベルやべぇってことも、改めてわかりました。DeeeP STREAMがとんでもないディープな内容になっている訳ですわ。
KenDさん、ありがとうございました。
そして琵琶湖バスちゃん、ありがとう。
※今回の釣りについてDeeeP STREAMさん側からの記事はこちら。↓
https://deeepstream.com/2017/06/13/withhebinuma
ダイワ T.D.バイブレーション 106S ブルーバックチャート 910231