ちょっと間が空いちゃいましたが、GWの海外フィッシングの続きです。
前回までの釣行記まだの方はこちらからどうぞ~↓
https://hebinuma.com/2016/05/05/hongkong-macau2-1
このお婆ちゃんから、いろいろ繋がった
前回書いた通り、2日目の最初のエリアではシャープベリー(カワイワシ)のみ。さらなる良ポイントを求めるためにランガンするも、線路に行く手を阻まれる状態に。そんな僕らを見て何語かわからないけど『あんたらあっち行きたいんだろ?アッシに付いてきな』的なことを言ってくれるような気がする、現地のおばあちゃんが手招きをするので付いていくことに。途中も一生懸命なにかを離してくれてたが何もわからず。
付いていくと、線路の下をくぐれるような手作り感満載のトンネルみたいのがありました。たぶん現地の人たちによって踏み固められできた道。抜けると、大勢のカメラを持った若者が線路沿いに。どうやら香港の撮り鉄のよう。
ここや、ここの川に行きたかったのです!おばあちゃん、ありがとう!同行者のヨネさんが香港在住の釣り仲間に事前に聞いていてくれたポイントです。
去り際、おばあちゃんからもらった飴。旅先でほんの短い間だったけどお世話になった思い出と、貴重なご縁を感じます。あと食べるのはちょっとなんか怖いもったいない。
奇跡的にこのエリアで日本人の釣り人と出会い、聞くとやはりここは魚影が濃いとのこと。ターポン、クララ(ナマズ)、ライギョ、コイ、ブラックバス、アロワナがいるという情報。さっそくフライでターポンをゲットされてました。
香港では名が知れているという釣りウマ青年(手前)。やはり日本の釣具はちょう気になっているようで、いつもYouTubeでチェックしているとか。奥のが僕。ヌカカに襲われてやばいので長袖長ズボンに。到着後1時間くらい釣りしてるものの、僕らはヒットなし。
現地釣りウマ青年のタックル。トラウトっぽいベナンベナンの5フィートくらいのロッドにアルデバランBFS付けて、極小ジグヘッド(たぶん1~2g)を投げてました。キャストうまいし、到着してソッコー5匹くらいターポン釣ってました。すげー。
ついにターポン!
潮が引くのに合わせて、ターポンをはじめとした魚も下がり始めているということで、徐々に下流に移動。川中央エリアが騒がしくなりボイルなど発生していました。飛ばすためにバイブレーションやスプーンなどを投げ続けていると・・・
同行者のヨネさんにキター!これがターポン。使ってたデラクーのせいで顔が隠れちゃってますが、美しくてかっこいいフォルムと顔をした魚なんです。Googleで画像検索してみると出てきます。歯が激しくザラザラ。
一方僕の方はノーフィッシュ。4回くらいバイトありましたが(コーゾースピンで)、すべてバレる。釣りウマ青年に『もっと早く巻け』的なことを言われ、ちょっと怒られました。フッキングしてから巻くのが遅いからそうなると。
最後はこの釣りウマ青年の手下とも仲良くなり、みんなでゴハンを食べることに。彼らの車に乗り込みます。ここまで半日以上ランガンして歩いて来てるので、これはまじで助かった。もしこの車がなかったら僕らどうしてんだろ。
手下も釣り大好きらしく、社内のダッシュボードなどにもルアーだらけ。ちなみにトヨタのbBだったんですが、この手下そうとうなボンボン息子ではないかと。香港は外車に対しての関税がめっちゃ高いらしく、20代前半くらい?で買えるのは家が金持ちでないと難しいとか。
ローカルアングラーと食事へ
そんなこんなで街のおすすめレストランへ到着。
このアイゴという魚の料理がうまいらしい。
つい数時間前に釣り場でたまたま会った方々と一緒の飯を食う。こんな非日常な体験ができるのも海外旅の楽しみのひとつ。ビールはだいたいどれもウマいです。これは銘柄忘れましたが、日本のオリオンビールのようなライトな感じ。
ニワトリ料理も名物ということで。
これは安定の美味しさ。日本で出しても喜ばれる味。右のは頭。
これがアイゴ。見た目は良くないですが、たしかにいい味。臭みもなく、さっぱりとした白身。
ヒナの丸焼き。これ一番うまかったかも。
カエル焼き。中国の人みんなカエル普通に食ってんのかと思ってたら、釣りウマ青年にビックリされました。あれ、みんな食わないの?普通に鶏肉みたいなもんで旨いのに。ちょっとモチモチ感ありますけど。
満腹になり、彼らと固い握手を交わし解散。僕らは心身の疲れをいやすために、香港名物マッサージへと消えていくのでした。
香港・マカオで釣りしてきた ~3日目~ へと続く。。