TWS(T Wing System)という可動式レベルワインダーを搭載し、先行発売されたアメリカでの評判も上々。
先日手に入れたダイワの新作リールTATULA(タトゥーラ)についてのインプレ・レビューです。購入検討されている方の、少しでも参考になる情報がれば幸いです。
タトゥーラ、本当に良いリールでした。
ハマジリでダイワ嫌いになって以来、自分で買うことがなかったダイワ製リールですが、プレゼントでタトゥーラを頂きました。
もちろん、せっかくなので使わせていただきました。
ちゃんと飛ばせるかどうか、などの心配もあったのですが、それどころか・・・
デビュー戦で白星を飾れました!
魚全体が写ってないですが(笑)
いやぁ、デビュー戦で釣れるのって嬉しいですよね!
もちろんプレゼントくれた友人にも即効写メ送りましたよね。
で、本題のタトゥーラの使用感ですが、簡単にまとめてみました。
【良いところ】
◇飛ぶ
◇ドラグの滑り出し
【頑張ってほしいところ】
◇最後の伸びがない
◇ちょっと重い
◇スプールが重い(気がする)
◇バックラッシュ直す時に、TWSにはみ出たラインがひっかかる
まず、何と言っても飛ぶことが良かったです。飛距離には驚きました。実際に投げる前に、フィールドに出る途中でフリッピングでキャストしてみたんですが、スーっと飛んで、ここでまず感動しました。こんなにも今のダイワは進化してたのか。食わず嫌いだったのか、俺?と勝手に自問自答するほどでした。
普通にキャストしてももちろん、その飛びっぷりには感動しました。TWSの効果がしっかり出ていて、ラインがバサバサ出ていく感がありました。腕全体を振らなくても、ロッドの反発力だけでも結構飛ばせた印象です。ただ、キャスト最後の伸びは弱いかなと思いました。シマノと比較して、シマノは最後の最後までスプールがフリーで、ラインが最後まで出ていく感じ。
でも、このタトゥーラに限ったことではないですが、ダイワは昔から、スプールがフリーじゃないような気がします。マグネット式のブレーキなのでしょうがないのかもしれませんが、バックラッシュゾーン(スプール回転数がMAX)でブレーキがかかることは当然ありがたいのですが、そのゾーンを超えても、軽くブレーキがかかったような気がしてます。
キャスト全体を10としたら(ルアーが飛び始めるを1、着水が10)、8くらいまでは一気に飛んでいきますが、9から減速するような感じです。自分で言っておきながらですけど、この感覚使わりますかね???ま、とりあえずそんな感じです(笑)
ドラグの滑り出しはよいと思います。ラインの食い込みだったりで、出にくいことはありませんでした。
頑張ってほしいところで言うと、他の方のレビューでもありますが、少し重いことでしょうか。220gなので決して重いリールではないのですが、100g台リールに比べると、やはり少し重いかなと。
朝から夜まで釣りしてると、夕方に『あれ、ちょい重いかな』って感じる程度ですけどね。
あとはこのタトゥーラ特有の現象として、バックラッシュした時に、TWSにラインがひっかかることです。
この写真でいう赤丸の部分。つまりTWSのとこなんですけど、ここにバックラッシュではみ出たラインがひっかかることがありました。
バックラッシュの直し方として、スプールを親指で押さえながら巻く、という方法が有名だと思いますが、これをやるとひっかかるのです。
まあ、僕の直し方がヘタクソなだけかもしれません。というより、そもそもバックラッシュしなかえればいいんですけどね。
とりあえず、ここちょっと気になったので書かせてもらいました。
とは言え、素晴らしいリールだと思います!実売2万円弱でここまでの性能は、素晴らしいです。
この新TWSを搭載した上位版リールが出たら、間違いなく買いますね。それくらい、ダイワを見直したアイテムでした。