すでに30℃を超す猛暑日があったり。
夏シーズンへ突入しつつあるということもあり、釣りやレジャーに出かけることも多くなっていることと思います。しかし残念ながら、それに伴って水辺での事故も発生してしまっています。テレビでもネットでも、釣りに限らず、時々見かけます。
自分もボートを使って釣りなどをする手前、とても他人事とは思えない、明日は我が身。そんなことを思っていました。
これまでは手動タイプ。でも少しだけ・・・
ここ2年間くらい、これまでは手動のライフジャケット(ウェストタイプ)を使用。そのさらに前は、ボート屋さんで着るタイプのをレンタルしてました。
お手頃価格だったし、装着感も良く釣り最中も全然気にならない。レビューを見る限りでは評判も悪くない。Amazonに売ってたこんなライフジャケットです。
特に不満はなかったのですが、少しだけ・・・不安なことが。
『本当に自分で作動できるか?』
ということです。
ボートからの落水時。冷静ではないであろう状況で、水中の中に手を突っ込んで手探りで紐を探し、その紐を引っ張ってちゃんと膨らませることができるのか。
練習や訓練を一度もしてないので、その作動イメージが湧きにくく、その状況になったら確実にそれができるか少し不安に感じていました。
自動タイプを購入
(via SHIMANO)
そんな不安があったので、今回新たに自動膨張式ライフジャケット(ウェストタイプ)を買いました。落水時、水を検知して自動で膨らむ方式のです。
どの商品がいいのか、悩み検討した結果、最終的にはシマノ「ラフトエアジャケット VF-052K」というものに決定。色はミッドナイトブルー。
自動膨張機能は補助的であり、自分で紐を引っ張って膨らませる必要がある場合もあるようですが、それでも自動タイプの必要性を感じ(今の自分には)、購入に至りました。
国土交通省型式承認とは
いろんなライジャケと見ていると「国土交通省型式承認」という言葉が出てきます。
よくわからないのでこれも調べていると、国土交通省海事局のHPにその説明がありました。
以下、引用です。
プロトタイプに対して型式承認試験を行い、物件の設計、性能、工作精度等が十分であり、かつ事業者に製造能力があることを確認して型式承認をする。以後製造される物件は、型式承認を受けた型式どおりに製造されたものであることを確認する簡単な検査(検定)を行うことにより、基準に適合していることを確認する方法。
とのこと。
引用解説通りなのですが、国土交通省が定めたある一定以上の基準を満たしている救命胴衣ということです。
今回購入したシマノ製品ページには、この「国土交通省型式承認」という言葉が明記されています。
自動膨張式、どのように膨らむのか
自動膨張式のライフジャケット、ウェストタイプが実際にどのように膨らむのかを映像で見たことある方は多くはないと思います。
調べてみるとBRUSHさんが、実際に水中に飛び込んで、どう膨らむのかを映像に納めてYouTubeで公開していらっしゃいました。滋賀県フィッシングボート協同組合の方々との共同制作のようです。
全体的に非常に勉強になります。ウエストタイプの自動膨張については、3:28くらい~。
BRUSHさん、滋賀県フィッシングボート協同組合の皆さん、貴重な資料映像をありがとうございます。これは大変参考になります。
最後に
購入にあたっていろんな情報に触れ、多くのことを学べる機会となりました。
でもやはり、至極当然のことですが、もっとも大切なのはライフジャケットを身につけるということ。
知識があるに越したことはないと思いますが、勉強になったならないとかよりも大切なのが、ボート釣行などの際には必ずライフジャケット着用。これに尽きると思います。
自然相手のレジャーです。いつなにが起こるかわかりません。明日は我が身だと思って、自分の身は自分で守るしかありません。
釣りするなら、安全に楽しくやりたいですからね (^^)