最近、近所の祭り感がすごいです。
4年に1度開催されるという祭りが今週末あるのですが、もう1ヶ月位前からずーっと付近2キロ圏内くらいが提灯やらの装飾で準備万端すぎです。当日は神輿が80も出るとか。祭りは好きなので、この空気がずっと続いてるのは嬉しい事なんですけどね。
ジャクソンから、虫系でも普通じゃない虫系が出ます。
"沈む” 虫系ワーム
ヤゴォォォォン。
こんなちょっと変わった名前のルアーがジャクソンから登場します。すぐに忘れそう&すぐに間違えそうですが、何か所かを調べてみたところ『ォ』の数は4つが正しい表記っぽいです。
全長1.75インチ、シンキング、全9色、定価700円(税別)、2016年7月ころの発売。
ご覧のとおりの虫系ワームであり、ヤゴを模していることは明らか。トンボの幼虫であり、肉食の水生昆虫でもあるヤゴ。
参考までに、ヤゴの動画。
これまでの一般的な虫系ルアーといえば、トップウォーターのように水面に浮かして使うものがほとんどでした。
ところが、このヤゴォォォォンは浮きません。沈みます。
水面には出切らないor沈んでいるものにしか反応しない魚に照準を絞った、シンキングタイプの虫系ルアーがこのヤゴォォォォンということです。
水中に生息、非常に獰猛
自然界のヤゴも水面ではなく、↑の動画のように水中(ボトム近く)に生息。ボトムといっても全体的にシャローエリアのボトムだと思われますが。
ちなみに、ヤゴってかなり獰猛らしいですね。
ヤゴはすべて肉食で、普段は折り畳まれている下唇を瞬時に伸ばすことで離れた距離から獲物を捕食する。そのスピードと精度は日本国内の水生昆虫の中では屈指であり、狩りのスケールを度外視すれば非常に獰猛な捕食者と言って差し支えない。 (Wikipedeaより)
YouTubeで「ヤゴ」と検索してみると、結構いろんな激しい捕食動画が出てきます。小魚を食ってるのとかも出てきました。
イモラバから生まれた
このヤゴォォォォン、開発者であるエグシュン(江口俊介さん)によると、イモラバから生まれたルアーだとのことです。
昨年の桧原湖、ゲーリーの4インチグラブのテールをカットしたイモにラバーを指すイモラバチューニングからヒントを得たとか。
ちょっとここで話が飛びますが、現在は「イモ」という商品が普通に出ています。でも流れとしては、4インチグラブのテールカットした釣法が全国的に人気&定番化したため、その後ゲーリーから正式に「イモ」という商品が発売されたという順番だったかと思います。たしか。たぶん。
管釣りでは欠かせないイモ40。
話を戻すと、詳しくはエグシュンのブログを読んでいただくとよくわかると思いますが、このヤゴォォォォンは一般的な(表層系)虫パターンから生まれたのではなく、(沈む)イモパターンから生まれた、と捉えることができます。
見た目や名前からだけだと、これまでの虫系と大差無いように感じてしまうものの、沈む虫系という大きな特徴持っているヤゴォォォォン。
どんな風にフォールしていくのか、ボトム着いた時の様子はどんな佇まいなのか。実際の水中アクションなどを見てみたいものです。
via:JACKSON