今週から、本格的に釣りに行き始めます。
頻繁に行ってるハイシーズンと比べてあまり行かない時期は、いつも以上に念入りに準備していまいます。普段なら出発2時間くらい前に始めるのに、もう2日前くらいから始めちゃったり。ライン巻き替えたり、1軍ルアーボックスへの “選抜式” がなんとも楽しい。釣りって、本当に準備段階も含めて釣りだなと思います。
気になるブログを見かけたので、書かせていただきました。
ニシネルアーワークスのブースにて
先日開催されたキープキャストですが、出展されていたニシネルアーワークスの西根さんが、最近このようなことをブログで仰ってました。
盗難とか心配するよりも、一人でも多くの方に手にとって触って頂ければと。。
と言う訳で、出来上がったのは万引きし放題のブース。(笑)
(略)
こんな万引きし放題のブースでしたが、その結末は?
ロストゼロ!!これを嬉しいと言わずして、何を嬉しいと言ったらいいのでしょう?(喜)
ブースを訪れて下さった皆様にただただ感謝するばかりです。
これが、北米とか他の国ならこうはいかなかったと思いますが、日本人って本当に素晴らしい民族ですね~!!(^ ^)ご本人のブログ全文はこちら。
どうやら展示方法について悩んでいたらしく、実際にルアーを触ってみて欲しいものの、ショーケースなどに入っていないルアーだと盗難の可能性があることを心配していたご様子。
しかしながら、二日間の展示期間が経ても、展示していた全てのルアーがしっかりと残っていたとのことです。
一見すると、普通の出来事のように見えますが、よく考えてみるとこれは西根さんが仰る通り、実は素晴らしいことなのかもしれません。
むしろ、日本人は敬意払っている
実際に、ニシネルアーワークスブースに行った方は覚えていると思いますが、たしかにルアーは裸の状態で触り放題でした。
ブースには人がうろうろいますし、ルアーも大量にそのまま展示してある。たしかに万引きされる可能性だってあったのかもしれません。
でも、むしろ日本人である我々であれば
『(え、これ普通に触っていいの?)』
『(おおお。これがニシネルアーワークスかぁ。)』
『(そっと元に戻さなきゃ。)』
と恐る恐る触った方も少なくないんじゃないかなと思います。綺麗に並んである状態のルアーを手に取った後は、自分が手に取ったのがわからないくらいに、置いてあった通り同じように戻そうとする方がほとんどではないでしょうか。
この辺は友達のプラモデルを触った時の感情にも似てるかと。小学生の頃、友達が持っていたエヴァのプラモを触らせてもらったりしましたが、戻す時は元あった通りのポージングにしないと怒られるのです。
つまり、展示されているルアーでも、友達のプラモデルでも根本は同じで、
『恐れ多いですが、触らせてもらいます。おお、すげぇ。ありがとうございました。』
といった気持ちがあるのではないか。そう思います。
触らせてもらうそのモノと、その所有者に、少なからず敬意を払っている。
このような感覚を持っている日本人が多かったからこそ、今回のニシネさんブースでも何も起こらなかったのではないかと。
たしかに電車内で爆睡しててもスリ被害に遭わず、こんなに街にあふれてる自動販売機の破壊被害もほぼないってのは、世界でも日本くらいだとはよく聞きます。
日本だけでずっと生活していると感じないですが、西根さんの仰る通り、日本人は本当に素晴らしい民族なのかもしれません。