我が家にダイソンが来ました。
前々から欲しいとは思っていたものの、安くはないので躊躇っていましたが、今回思い切って最新V8 fluffy+を購入。いやー楽しい。掃除が楽しいですね。
これまで苦痛だった布団掃除や車掃除も楽しい。噂通り謎の白い粉が取れまくるのも楽しい。
オータニ昆虫館「クマゼミ」
今年の春、あるルアーとの出会いがありました。
オータニ昆虫館というブランドの「クマゼミ」というルアーです。とある飲みの場で初めて見させてもらったのですが、もう一目惚れ。
持ち主の方が他のルアーも見せてくれたり語ってくれたりしてたのですが、全く耳に入ってきませんでした。ビール片手に、ずっとこいつに夢中。
あ、というかその持ち主は以前ここでも紹介させてもらったCAPE DESIGN代表の間野さんです。仕事的ではなく、プライベートでインディーズルアーを集めるのが大好きなんだとか。
色々調べてみると完全ハンドメイドあり、時々公式ブログ上で数量限定で先着順で発売しているとのこと。
今回もある日の21:00から発売スタートするとのことでしたので、10分くらい前からPCデスク(デュアルディスプレイ)に座って準備。
「数秒でも出遅れまい!」と片側のディスプレイには公式ブログ、もう片方のディスプレイにはインターネット時報を表示させ、21:00数秒前からF5連打し、無事購入。
そんな出会いから始まったこの「クマゼミ」を、今回は開封の儀として紹介させていただきます。
『どうぞキズだらけになるまで可愛がってやってください』
購入後、数日ですぐに到着。なんとも心温まるようなメッセージが添えられていました。
これがオータニ昆虫館「クマゼミ」。まさしく実在するクマゼミ(Google画像検索)を模した、リアル系のハンドメイドルアーです。
両サイドに羽が2枚ずつ付いており、自由に開閉するようになっています。
腹側。なんとも言えない、キモい感。ゴキブリを彷彿とさせるような脚が付いております。カサカサ。
サイズ感、他ルアーと比較してみる
虫系ハードルアーでは個人的によく使うグランドシグレと。どちらもセミ系、ダブルフックですが、比較してみるとこんな感じ。
虫系ではないですが、虫パターンのように使えるジタバグと。だいたいのサイズ感は伝わりますでしょうか。
いつものようにキッチン用で計測してみると約10g(アバウトなので参考程度に)。胴体部分の全長は約55mmでした。
細部もチェックしてみる
胴体全体に言えることですが、凹凸がとても多いです。そして複雑。ペイントによってそれっぽい凹凸感を表現してるとかではなく、リアルに物理的にデコボコしています。
この腹なんて、ムニムニ動いてきそうです。ケツの先端が少しだけ下方向に向いてるのとかもリアル。指で撫でてみても結構キモいです。
もっともキモいのがこの脚。ゴキブリのあれとほぼ同じ。弾力性があり、少しだけぐいぐいっと曲げられます。よく見ると足の先端が、ちゃんと二つに割れているのがわかります。
実際に洗面所で浮かべてみました。予想外のことはなく普通だと思いますが、この普通さが自然っぽくていいのかも。
製作者であるオータニさんは、本物のセミにより近づけるようセミの死骸を拾っては細部まで研究しているのだとか。
最近はめっきり曇りの日が多く、しかも結構涼しいので夏っぽさが薄らいできてしまっていますが、今シーズン中にこのクマゼミでも一本くらいは釣りたいところです。
普通に水面で誘うだけでなく、ダブルフックなのでちょっとしたカバーになら突っ込んでチョウチン釣りもできるかもしれなし。
久しぶりに、一目惚れしてしまうようなルアーに出会いました。可愛がってあげよう。