タイトルだけ見て、「そんなの知っとるわ！」と思われた方も多いでしょう。
たしかに関東に住んでいて日頃からアクアラインを使っている方にとっては当然、むしろ常識レベルかもしれません。
しかしながら、最近になって関東に移り住んできた友人は当然つゆ知らず、現金支払いをしていたので、そんな方がまだいるかも？ということで記事にさせていただきました。
房総へのアクセスには欠かせない、東京湾アクアライン
アクアライン。
川崎と木更津を結ぶ、東京湾を横断する長距離トンネル（一部は橋）。この記事をご覧の皆さんの中にも、釣りに限らず、定期的に利用している方も多いのではないでしょうか。
もちろん私も頻繁に利用しています。その理由は圧倒的な「時間短縮」ができるから。ものすごく普通の答えですが、房総半島へ行くにあたって重宝しています。道路がずっとストレートなので、運転がラクってのもありますね。
ちょっと調べてみると、アクアラインの全長は15.1km、工事期間10年、1997年開通、総工費約1.5兆円とのこと。
そんなアクアラインですが、実は支払い方法によって通行料が全然違うのをご存じでしょうか。
日頃から利用している方は既に当然のコトのようにご存じだと思いますが、最近九州から東京に移り住んだ友人（そして房総へ釣りに行くようになった）にとっては、このあたり全然知らなかったようです。そりゃそうですよね。
他にもいるかもしれないそんな方々のために、ここでも簡単に紹介させていただきます。
ETCなら、4,000円も安い
そうなんです、ETCで支払った方が圧倒的に安いのです。
どのくらいかっていうと、片道2,290円（往復だと4,580円も！）も安くなるのです。
以下は、アクアライン片道の料金です。
（via:NEXCO東日本）
この表の通り、普通車の場合、通常料金（これが現金で払う料金）は3,090円ですが、ETCなら800円。その差は3倍以上。
現金だと損です。正確には損ではなく、“損した気分” ですが（通常料金なので）、アクアラインを通るなら絶対的にETCがお得です。
往復だと4,000円以上も割引されるのですから、これはかなり大きい。
上述の九州からの友達はこの割引を知らずに、現金でアクアライン支払っており「キツい。」とも。首都高などの高速代もかかるのに、そりゃあの区間だけで往復6,000円も取られてたらキツいですよね。
購入代金や手間以上のメリットあり
（ある釣りの帰り。土日の夕方はよく混む）
マイカー持っている半数以上の方がETC付いてると思いますが、もし「まだ付いてない」且つ「アクアラインよく使う」のであれば、この機会に検討してみても良いかもしれません。
すでにお持ちのクレジットカードなどからETCカードも発行できるはずですし、自分で取り付けられるような車載器もAmazonなどでいっぱい売ってます。
車載器の購入代金や発行の手間を加味しても、それ以上のメリットを感じられるはず。
かく言う私は、この割引を知っていながら失敗したことがあります。マイカー購入前、数千円ケチって激安レンタカーを借りたらETC付いてませんでした。結果的に、アクアライン代が高くなり、トータル的にも高くなるという…。
以上、アクアライン利用にあたっての、プチ情報でした。