先週、釣りに行ってきました。
舞台は亀山湖。珍客が来る!ということで、お誘いいただいたのでご一緒させていただきました。
注目メディア2人+パティシエ1人
DeeepSTREAM見参
その珍客というのが、DeeepSTREAMの管理人KenDさん。その内容はまじでディープで、hebinumaとか比にならないくらいの濃い記事を毎回書いてらっしゃいます。ぐいぐいと注目を集めている釣りメディア。釣りを長年やりこんでいるからこそ生まれてくる内容ばかりです。
続いてKAKEDZUKA.com管理人のカケヅカさん。珍客枠ではありません。子育てブランクはあったものの、亀山に通い続けて20数年?亀山以外で釣りをしたことないんじゃないかってくらいに亀山ラブな方です。記事も当然亀山ばかりのマニアック。
そして通称パティシエ。通称ってか、本当に本業がパティシエなんですが、こう呼ばれることも多いので、今回もこう読んでおきます。レッグワームの記事なんかでちょいちょい登場してます。
最後に僕。
この4人で7月中旬の亀山を楽しむことになったのです。ちなみにKenDさんは意外にも亀山は人生初とのこと。
午前中はKenD+カケヅカペア、パティシエ+僕ペアという組み合わせで乗り、午後はシャッフルすることになりました。
まさかの天候
ということで、前々から楽しみにしていた釣行でもあり、珍しく1週間くらい前からタックル準備などもしていました。
梅雨時期であったものの、連日じめじめと蒸し暑い日が続いていたので、当日も夏パターンがいけると確信していました。天気が晴れならなおさら。
しかし、当日の朝、集合場所であったつばきもとボート屋さんの駐車場を降りて、現実の天候を実感することになります。
雨が降っていることはしょうがないとして、肌寒いのです。7月中旬という時期だったので、暑さ対策ばかりはしてきましたが、寒さ対策なんかしてません。
実際の当日の僕の格好も半袖ハーパン、クロックス。クーラーバッグには凍らせたペットボトルを何本も入れてました。
しかし、(無理に?)前向きなカケヅカさん。『今日は3桁いっちゃうんじゃないの~?』などと余裕をかまします。
たしかに猛暑でなく小雨状態、涼しく人もあまりいない状況だけを考えると、もしかしたら最高?とも捉えられなくはなかったのですが、それは見事に単なる妄想であったことに気付かされます。
数時間、無
上記写真は、朝6時くらいの状況です。
小雨がぱらついてる感はわからないのですが、肌寒そうな感は伝わりますでしょうか?結局この日は、止むことなく、夕方までずっと雨の日でした。。
みなそれぞれレインウェアを着ながらキャストし続けますが、数時間ノーバイト。雨による爆釣も少しは期待したのですが、そんなに甘くありません。まったくその気配すらなく、ただ時間だけが経過していきます。
出船直後はまだ雨も弱かったこともあり、オーバーハング奥に虫系などを落としたりもしました。パチャっと小さなバイトはあるのですが、全然乗らないほどの小バスかギル。
寒くて『やはり表層はきつい。』
と判断し、その後はレンジを下げてネコリグやレッグワームも投入。時々気分でビッグベイトも混ぜたりもしてましたが、無。バイトもチェイスも何もありません。
しかも同船しているパティシエにも何もありません。いつもは亀山で数時間に1本くらいはコンスタントに釣り続けているパティシエでさえ(ほぼレッグワーム)、釣れる気配がないと。
自分が釣れないことはあるあるだし慣れてるのですが、軽く師匠でもあるパティシエが弱気発言もするもんですから、余計にこの先を憂いてしまうわけです。
ようやく釣れ始める
テキサスに反応あり
KenD+カケヅカペア船。
LINEの4人グループで情報交換などしていると、カケヅカさんが1本絞り出したとのこと。
詳しく聞いてみると、テキサス。レイダウンの中に突っ込んでの1匹とのこと。カケヅカさんの場合は、天候や時期、時間帯に関係なくいつでもずーっとテキサスのような気もしますが(笑)
雨だし寒いし濁りはあるし。そんな7月中旬の亀山湖。
カバーの奥へテキサス
僕らも実は、午前中の早い段階でテキサスなどに切り替えていました。そして実際に絞りだすこともできていたのですが、どんな感じだったかというと・・・。
虫パターンはもちろんダメ、レッグワームでも難しいと判断した僕+パティシエは、岸際のストラクチャーまわりを丁寧に撃つことに。
杭のような縦ストラクチャー、岩盤まわりの草木、竹がもっさりと水中に倒れこんだレイダウン、浮きゴミ・・・など、ボートを流していく上で目に入るストラクチャーへどんどん入れていきます。
二人とも終始無言。集中してキャストしないとピンスポットで入っていかないってこともありますが、どっちかって言うとたぶんちょっと疲れてたのかなと。
午前中とは言え、朝からずっと数時間雨に打たれ続けながら釣りしてるので(さらに寒いし釣れなてない)、楽しく会話するほどの余裕がなかったのかも。
そんな状況でずっと探っていると、パティシエの方から鋭い音が。ロッドが空気を素早く切る音、そしてレインウェアが擦れる音。うまく表現できないのですが、敢えて擬音化してみると「ジャッ」という感じでしょうか。
そう、静かにフッキングしていたのです。
釣り上げたのがこちら。長く続いた沈黙を破ってくれたのがこのバスちゃん。ありがとうー!レイダウンの中を優しく誘っているとヒット。
スモラバにトレーラーとしてアバカス(フラッシュユニオン)をセットしていたとか。
雨の中、何もない状態が数時間続いた後の1匹。
まずはこの日、亀山でバスをみることができた、同船者が獲ることができたので一安心。『頑張れば釣れる!』ってことがわかったのです。まあ、頑張れば釣れるなんてのは、至極当然なんですけどね。
続いて僕にもヒット。恥ずかしながら僕は静かにすることはできず、「デカイかも!」と叫んでいたそうですが(←自分では気付かず)、ただブッシュ内でのヒットだったため重く感じただけ。エスケープリトルツイン。
その後パティシエはバスが溜まっているハニースポットも見つけ、6連続バイト!
バラしたりもしたのですが、同エリアから同パターンで計4匹くらいは絞り出していました。すごい。
僕の方は、カケヅカ船とすれ違ったタイミングで目の前で食わせるものの、ボート直前でぽろり。釣り上げたのは、この1匹のみでした。
ということで、午前中の部終了。
午後はボートシャッフルし、恐縮しながらも(そして若干の緊張も)DeeepSTREAM管理人のKenDさんと同船させてもらうことになるのです。
次回へと続く。
後編はこちら↓
https://hebinuma.com/2016/07/31/kameyama-bassfishing-media2