ということで、2日目。
ほぼ何も情報を持たないで今回の釣行、果たして釣れるのか。
1日目はこちらから↓
https://hebinuma.com/2016/05/04/hongkong-macau1
地下鉄で郊外へ
前日の夜のマカオ散策では釣りが厳しいと判断し、この日は香港に移動することに決定。貴重な海外での釣り時間を大切にするため、朝5時起き予定のはずが寝坊。
さらに寝坊したにもかかわらず『マカオに来たのにカジノやらないとかもったいない!』と急に思い、急遽早朝(6時過ぎ)からカジノへ(24h営業してます)。ルーレット以外よくわからないので(ルーレットも詳しくはよくわからないが)、ルーレットに挑戦。15分くらいで1000香港ドル(約16,000円)が倍になって返ってきました。名残惜しいけど、さすがに釣りへ。
再びフェリーで1時間かけてマカオから香港へ。街中にやってきて、まずはこの日泊まるホテルへでっかい荷物だけ預かってもらうことに。
オフィスビルのワンフロアがホテルになってるような感じ。初日のサンズホテルとは全然違う部屋はのちほど公開。
ということで、軽装になった僕らは電車に乗って釣り場へ向かいます。ほとんど情報がない中、かろうじてヨネさん(同行者)がゲットした情報を頼りに、1時間ほど北上します。生物ライター平坂さんの香港釣行と同じポーズで。
到着した駅は意外にも都会。そして、日本商品を大量に抱えている方がたくさんいました。人気の日本製のオムツとか化粧品を大量買い付けしているのだとか。
駅前で食った朝食。食べてから気付いたのですが、豆乳のおかゆでした。頑張って完食。
その後30分ほど歩いて、日本人観光客がほぼ来ないであろう外れまで。現地人ですら歩いてる人はほぼいません。時々車が通るくらい。
待望の1匹目ゲット!
ようやくそれっぽいところに到着。川幅3mくらいですが、ここにはティラピアがうじゃうじゃ。でも人とルアーには敏感で、全く反応なし。
少し上流へ上ると、このような開けたエリアへ。まるで日本で釣りしてるかのような見慣れた景色。地元の小貝川とかにもこんなとこあった気がするし。
地元の青年アングラーたちが40cmくらいのティラピア釣ってました。こっちの人はダイワとアブを使ってる人が多かったな。
そしてこのエリアに到着してから5分くらいで、猛烈に足が痒くなってることに気付く。
最初は軽く藪漕ぎしたので、草に擦れて痒くなってるのかと思いましたが、どうも痒い部分が増えていく。日本とは違う。
よ~く足や腕を見てみると、大量の黒ゴマのようなものが付いてる!!
これ、後からわかったのですが、すべてヌカカと呼ばれる吸血昆虫でした。体長1mmほどなので見つけにくく、且つ羽音もしないので全然気付かないうちに刺されまくっていたのです。
ソッコー持っていた長袖長ズボンに着替えるも、手袋は持ってなかったので手だけは無防備に。後にまたお見せしますが、手がヌカカの餌食になりました。
刺された翌日以降も、数日間ずっと痒みが続いています。。
そんなヌカカと闘いながらもランガンしていくと、ライギョが無数に生息しているエリアに。こんな足元にも普通にいるのです。でも、全然なにも反応なし。一部のフライとかくらいしか食わないとか。
それでも他にも何か魚がいるはずと思い、ランガン、キャストを繰り返していると・・・
キター!!
ライギョ?
ティラピア?
なんかのナマズ?
期待と半分不安を感じながらも寄せてみると・・・
こんな魚。これもあとからわかったことなのですが、シャープベリーという魚。カワイワシとも呼ばれるやつ。コーゾースピンに食ってきました。
この後も2連チャンでシャープベリーが釣れましたが、どうも寂しい。
記念すべき香港初フィッシュなわけですが、こいつは優しすぎる顔をしている。もっとフィッシュイーターらしい、いかにも肉食魚です的なやつが欲しかったのですが。
2日目後半へと続く。