本日もhebinumaをご覧いただき、ありがとうございます。
バサーとして淡水魚はもちろん、海水魚にも、深海魚(海水魚ですけどね)にも興味を持ってしまうので、一般的な人よりもサカナについては詳しいと思ってます。なので、大概のサカナは一度は見たことあるのですが、コイツだけは29年間一度も写真でも見たことがありませんでした。衝撃のカタチをしています!
ベンテンウオって深海魚のカタチがヤバい
ベンテンウオ(弁天魚)。
スズキ目の一種の深海魚であり、体長は40cmほど。
11月28日の朝、富山湾の定置網に偶然かかっていたようであり、捕獲は全国的にも非常に珍しいとのこと。
でも、なにがスゴイって、コイツのカタチです!
↑の写真を見て『ヤバイ!!!』と思った方、さすがです。思わなかった方、安心してください。今から説明します。
※僕は最初わからなくて、途中で気づきビビりました・・・。
上下の黒いヒレも体の一部!
このベンテンウオの上下に見える羽のようなヒレのような、この部分も体の一部分なんです!やばあああい、なんじゃこりゃ!
僕は最初これ見た時、黒いシートの上にサカナを乗せてるんだと思い、これが体の一部だとは認識できなかったんです。
今こうやって見ても、一体化してるようには見えない。別物にしか見えない。
下半身は普通のサカナのカタチです。
水族館の人もさすがに『図鑑でしか見たことない』のだそう。さすが水族館の人、嬉しそうで何よりです。
この角度から見ると、体の一部ってことがなんとなくわかります。でもまだ信じられない。なんじゃこりゃですよ。
どんな理由があって、進化の過程でこの上下のヒレが発達したのか、めちゃ気になります。弱肉強食の世界で考えると、やはり体を大きく見せるため?でもこんな大きなヒレがあったら、どう考えても機動力(すばやさ)は劣っちゃいそう。常にヘイストでもかかってんのかな。
深海の世界っておもしろいです。というか、陸上の世界ですら毎年毎年いまだに新種が見つかってるのがおもしろい。
地球スゴイ。
via:NNN