本日もhebinumaをご覧いただき、ありがとうございます。
日進月歩で釣具が進化しており、同じようにテクニック(釣法)も日々進化しています。最近だと日米で流行っているマグナムスプーンなどもそうですね!
今日は、そんな日進月歩で開発が進む世界の中でも、特に斬新なワームを紹介したいと思います。
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琵琶湖のビッグバスブランド「KAESU」
「konta no'0008 TORA」。通称トラ。
KAESUという琵琶湖のビッグバスをメインターゲットにしたルアーブランドのビッグワームです。製造・販売元は、ミックス有限会社というところです。
関東で普通に釣りしていたら、滅多に出会うことのないブランドですが、先週大阪に遊びに行った際に、ご縁で頂きましたので、紹介したいと思います。
と言うわけで、開封の儀です。
これがパッケージ。ジュラシック感というか古代感がありますね。中二心をくすぐるカッコ良さ。
裏面。ふむふむ。
・・・しようと思ったのですが、読む文章が何もありません。
『キミノ創造力デ、完成スル。』
なんとも意味深な言葉です。つまり、未完成の状態で売られているわけですよ。大胆。
これがワーム本体。全体がボテッとしてます。強いて既存ジャンルに大別すれば、シャッドテール系になるでしょう。
裏面。頭部から太っいボディが続きますが、テール部分からいきなり細くなります。
自分でジョイントさせる斬新さ!
このTORA(トラ)のオモシロいところは、自分でワームカットしてジョイント系ワームにさせるところです。こんな説明もあります。
さっそく手でちぎってみました。説明図を参考にテール部分からカットします。
断面。ソルトっぽいザラザラの成分が含まれてます(舐めたらしょっぱかった)が、ボディは超頑丈です。ドライブスティックのようなモロさは全くなく、デスアダーのように詰まっていて、ちぎろうとすると硬いような感触です。ただ、ボディ全体は硬くなく、しなやか。
「KAM」と呼ばれるこのパーツによって、分断されたワームをジョイントするわけです。
ギュルギュルとストッパーのところまでブッ差し、
ジョイント系ワームになりました。
『オレノ創造力デ、完成シタ。』わけです。
比較してみると・・・デカイ!
専用比較くん(POP-X)とドライブシャッドと。そこそこボリューミィなドライブシャッドと比べても、こんなにデカイです。
重さも計ってみました。料理用なので計りなので、嫁にバレたら何か言われそうです。で、POP-Xは7g(1/4オンス)。
そしてTORA(トラ)は、ナント29g!ワーム1本で1オンスあるのです!いかにデカイかがわかると思います。
こんなワームがKAESUさんというところから出てるんです。公式HPの釣果コーナーを見ると、実際に一般の方がこのTORA(トラ)でビッグバスを釣っていることがわかります。
最近ブーム中のマグナムスプーンもそうですが、ルアーがクソデカイからと言って釣れないことは全然ないですね!むしろビッグバスが食ってきますよね!
確か15年くらい前は、マイクロサイズだの一口サイズだの言って、ベビーシャッドのような小型ルアーが流行ってました。当時、こんなTORA(トラ)やマグナムスプーンを投げたたら冷たい視線を浴びてたでしょうが、でも、今と同じようにビッグバスが釣れていたでしょうね!
ちなみにこのKAESUさんのルアー、全国の一部の釣具屋さんでは取り扱ってますが、確実に購入したいのであれば公式WEB-SHOPが便利です。
KAESUさんの他ワームは、Amazonでも売ってますね。
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