レビュー(インプレ)・レポート Brands 名作 TIEMCO

FAT PEPPAR Jr.(ファットペッパージュニア)。見た目は普通だけど、スゴい何かを持っている。

2014/04/28

本日もhebinumaをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、ファットペッパージュニアというクランクについて、僕の想いを書かせてもらいます。

こちらが、ファットペッパージュニア。
2014-04-26 22.25.17

 

そもそもどんなクランク?

不動の人気を誇るアメリカンロッドメーカーfenwick(フェンウィック)やバークレイの日本総代理店でもある、ティムコの名作クランクだ。

正面斜めから。根掛かり対策でダブルフックにしてある。
2014-04-26 22.26.14

ファットペッパーJr.はシャープなローリングバイブレーションアクションで確実な釣果をもたらします。よく釣れることこそルアーに求められる究極の性能であり、全ての機能やデザインはそこに帰結します。ファットペッパーJr.はその事実を証明するクランクベイトとなるでしょう。 公式HPより抜粋

【全長】55mm
【重量】9g
【潜行深度】2m

この公式HPの説明文、実に正しいと思う。
釣果こそルアーに求められ、全てはそこに帰結する。 激しく同意する。

最近のルアーパッケージを見ると、この単純で最終的なゴール“釣果”を本当に求めているのだろうか、というルアーと出会うことがある。


「重心移動で飛びます!」

「○○とのコラボ限定品です!」

「新素材▲▲を使っているので、頑丈です!」


などだ。
もちろんこれらのルアーも釣果を求めてないわけではないが、どちらかというと、“売る”ことを一番の目的としているように見えてしまう。

投げて巻けば釣れる。

ファットペッパージュニアの使い方だが、
とりあえず投げて巻く。それだけだ。

そんなのわかるわ!
とお叱りを受けそうだが、本当にこれだけで釣れる。

こんなコバッチも食ってくる。
IMG_0982

他のルアーでやっても全く食わないのに、ファットペッパージュニアにした途端、食い始める経験が何度かある。

それくらいは、僕はこのルアーに絶大な信頼を寄せている。

いつでもタックルボックスに入っている1軍ルアーである。

コイツを連れて行かないと落ち着かない。
それくらい、コイツは僕の1軍にい続けます。

2014-04-26 22.25.58

もし、何かのミッション的なものがあって、条件に「持って行っていいクランクは1つまで」というのがあったら、たぶんコイツを選んで持って行く。

“たぶん”、というのは正直迷うところもあって、コイツを肩を並べるくらいのヤツがいる。グリフォンだ。2つまで、という条件であれば、迷うことなくこの2つを持って行く。

川バスに効果的。 な気がする。

これは完全に僕の経験から言えることだが、池や湖などの水が止まっている場所よりも、流れのある川での釣果が特に良い気がする。

牛久沼につながる八間堀(はっけんぼり)。
04d

牛久沼水系としては昔からそこそこ有名である八間堀であるが、この八間堀では、このファットペッパージュニアが非常に良い働きをしてくれている。

周りがワッキーとかノーシンカ―とかでセコ釣りしてて、なんの反応もないが、僕だけこのクランクを投げ続ける。それでも僕だけ釣れることが、よくあった。

浅瀬でコイツの動きを見たり、ラトル音を聞いたりしても特にスゴいと感じる部分はないのだが(笑)、なぜかよく釣れる。

釣りはオモシロくて不思議なもので、巻いてる本人が「釣れる」と思っていなければ、本当に釣れない。逆に「釣れる」と思っていれば、本当に釣れる。

ファットペッパージュニアは、後者の感情になり続けることのできるルアーだ。まだ使ったことのない方がいたら、是非とも使ってみてほしい。

SPONSORED

-レビュー(インプレ)・レポート, Brands, 名作, TIEMCO

Copyright© hebinuma , 2024 All Rights Reserved.