本日もhebinumaをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、ファットペッパージュニアというクランクについて、僕の想いを書かせてもらいます。
そもそもどんなクランク?
不動の人気を誇るアメリカンロッドメーカーfenwick(フェンウィック)やバークレイの日本総代理店でもある、ティムコの名作クランクだ。
ファットペッパーJr.はシャープなローリングバイブレーションアクションで確実な釣果をもたらします。よく釣れることこそルアーに求められる究極の性能であり、全ての機能やデザインはそこに帰結します。ファットペッパーJr.はその事実を証明するクランクベイトとなるでしょう。 ※公式HPより抜粋
【全長】55mm
【重量】9g
【潜行深度】2m
この公式HPの説明文、実に正しいと思う。
釣果こそルアーに求められ、全てはそこに帰結する。 激しく同意する。
最近のルアーパッケージを見ると、この単純で最終的なゴール“釣果”を本当に求めているのだろうか、というルアーと出会うことがある。
「重心移動で飛びます!」
「○○とのコラボ限定品です!」
「新素材▲▲を使っているので、頑丈です!」
などだ。
もちろんこれらのルアーも釣果を求めてないわけではないが、どちらかというと、“売る”ことを一番の目的としているように見えてしまう。
投げて巻けば釣れる。
ファットペッパージュニアの使い方だが、
とりあえず投げて巻く。それだけだ。
そんなのわかるわ!
とお叱りを受けそうだが、本当にこれだけで釣れる。
他のルアーでやっても全く食わないのに、ファットペッパージュニアにした途端、食い始める経験が何度かある。
それくらいは、僕はこのルアーに絶大な信頼を寄せている。
いつでもタックルボックスに入っている1軍ルアーである。
コイツを連れて行かないと落ち着かない。
それくらい、コイツは僕の1軍にい続けます。
もし、何かのミッション的なものがあって、条件に「持って行っていいクランクは1つまで」というのがあったら、たぶんコイツを選んで持って行く。
“たぶん”、というのは正直迷うところもあって、コイツを肩を並べるくらいのヤツがいる。グリフォンだ。2つまで、という条件であれば、迷うことなくこの2つを持って行く。
川バスに効果的。 な気がする。
これは完全に僕の経験から言えることだが、池や湖などの水が止まっている場所よりも、流れのある川での釣果が特に良い気がする。
牛久沼水系としては昔からそこそこ有名である八間堀であるが、この八間堀では、このファットペッパージュニアが非常に良い働きをしてくれている。
周りがワッキーとかノーシンカ―とかでセコ釣りしてて、なんの反応もないが、僕だけこのクランクを投げ続ける。それでも僕だけ釣れることが、よくあった。
浅瀬でコイツの動きを見たり、ラトル音を聞いたりしても特にスゴいと感じる部分はないのだが(笑)、なぜかよく釣れる。
釣りはオモシロくて不思議なもので、巻いてる本人が「釣れる」と思っていなければ、本当に釣れない。逆に「釣れる」と思っていれば、本当に釣れる。
ファットペッパージュニアは、後者の感情になり続けることのできるルアーだ。まだ使ったことのない方がいたら、是非とも使ってみてほしい。