【ダイソー木材】15年ぶりのハンドメイドルアー製作方法・手順&アートナイフ素晴らしい!

公開日: : 最終更新日:2017/10/29 レビュー(インプレ)・レポート, Lures

「釣りは行ってるのでまた更新します」的なことを言っておきながら、またもやしばらく間が空いてしまいました。

相変わらずちょくちょく行ってるのですが、また釣りレポートは次回以降に。今回はハンドメイドルアーです。

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急にルアー作りたい欲


普段平日はまったく朝起きるのがつらいのに、ある土曜の朝、勝手に5時くらいに目が冷めました。

もう1回寝ればいいのに30分くらい経っても寝れずにうだうだしていると、急に「ルアー作りてぇ!」という衝動に駆られました。きっかけは特にないのに急にです。

最後にルアー作ったのは高校生の時なので、およそ15年ぶり。なんとなく昔作っていたやり方は覚えているものの、だいぶ鈍っているはずなのでまずは色んなルアー作っている方のブログなどを2時間くらいかけて勉強させてもらいました。

当時はハンドメイドに関することは書籍しかほぼなかったのですが、今や簡単にリアルな生情報が手に入るんですから便利すぎます。インターネットすごい。

中高生の頃に作ったハンドメイドルアーたちはこちら↓


 

今回の道具たち


ざっと先に今回活躍してくれた道具や材料たちを紹介します。
  • 桐の板(ダイソー100均)
  • ノコギリ
  • カッター
  • アートナイフ
  • ペンチ
  • ステンレスワイヤー
  • サンドペーパー
  • 両面テープ
  • 瞬間接着剤
  • ブラックスプレー
  • セルロールスプレー
  • ウレタン
  • タングステンシンカー
  • アイ(目)
中高生の頃は専らバルサで作っていたのですが、どうやら桐もハンドメイドルアーに向いているということがわかり、今回チャレンジしてみることにしました。

ダイソーなどの100均で売っている桐材でも全然問題ないということが色んな方のブログでわかり、さっそく私もダイソーで桐の板を仕入れました(100円ではなく150円でした)。

「桐ってタンスなどにも使われるあの桐でしょ?」と思っていたので、頑丈な木材だという先入観があったのですが、削ってみると予想以上に削りやすいことに驚きました。バルサよりは固いですが、普通の文房具用カッターでも全然削れちゃいます。


そして今回特に活躍してくれたのが、アートナイフ(デザインナイフ)とウレタン。

15年前当時は「どうやってエラとか削ってんだろう?」と疑問に思いながら普通のカッターでトライしてましたが、全くできませんでした。ところが文明の利器インターネットのおかげえで今回アートナイフという道具があることを知り、さっそくAmazonで購入。600円ほど。

レビューの評判通りに細かい作業がものすごいしやすく、アートナイフ初心者ですが、そこそこ思い通りに削ることができました。紙はもちろん、木材に対しても刃を入れた部分は素直に切れてくれているイメージです。

そしてもうひとつ今回初導入したのがウレタン。よくウレタンどぶ漬けするのがハンドメイドではセオリーですが、中高生の頃はよくわからず&資金難のため、クリアースプレーを何重にも吹き替えて対応していました。もちろん強度はあまりなく、爪でぎゅっと押しつけるだけでも凹みができることもありました。

ウレタンは粘性が高くドロッドロなので、どぶ漬けするとウレタン自体がルアーに留まり、ぶ厚いコーティングをしてくれるような感じです。ぶ厚いと言ってもたぶん(たぶんですよ?)厚さは0.5mmもないくらいで、何回もどぶ漬けすることでより強固になっていきます。

大活躍だったOLFAのアートナイフ
そして東邦産業のウレタンフィニッシャーEX
この2つのアイテムは本当に素晴らしかったですね、特にアートナイフ。

 

ハンドメイドルアーの工程・手順

前置きがだいぶ長くなりましたが、ここから実際にどんな感じで作ったかレポートです。写真多めです。

削りだし


朝起きてネット情報収集して、次にやったのがイメージ図です。作るならトップということは決めていて、その中でもフォルムがかっこいい&美しいと思うX-80プロップダーターを参考にしました(上図↑)。

ベイトタックルでも快適に飛ばせるよう、10g前後になってくれたらいいな~と思ってました。コーティングとかでどのくらい重量が増えるかまったく見当がつかなかったので、狙って10g!とか無理です。


原寸大のイメージ図をもとに、ダイソーの桐材におおざっぱにノコギリでカット。


カッターでフォルム通りに削ります。2枚貼り合わせ式なので、まったく同じパーツを2個作ります。


両面テープで貼り合わせたら、カッターで削り、粗めサンドペーパーでも削っていきます。


角を落とし・・・


またサンドペーパーで磨いて、滑らかな曲線になるようにしていきます。この時点ですでに初期イメージから離れ始めてますね(笑)

私のような素人によるハンドメイドルアーの面白いところは、意図したルアーがなかなかできない!作っていくうちに形やサイズが変わっていく未知なところ、自分でもどんな完成形になるか読めない!ってところにもあると思います。もちろん上手な方はイメージ通りのルアーを作ることができてますよね。


細かいサンドペーパーを使い、表面のザラつきをなくしていきます。私個人的なOKラインとしては、ティッシュでこすった時にティッシュが木材に引っかからない程度。もし引っかかるようなら引っかからなくなるまで、ひたすら細かいサンドペーパーで磨いていきます。

エラと口唇の成形


ここで大活躍だったアートナイフの登場。初アートナイフなのでチャレンジになりましたが、色んなルアーをお手本にしながら、己の感性を信じてフィーリングで口唇っぽく見えるよう削っていきます。桐に対しても、そこそこ思い通りに削ることができます。


目部分も丸く削ってみました。これは難しかった。


アートナイフで口唇、アイ(目)、エラを削って、その後こまかいサンドペーパーで入念に磨きます。ルアーの顔となる部分なので、丁寧に&愛情込めて磨いてあげます。

初アートナイフでもこれくらいの感じならできちゃうので、本当にアートナイフってすごいと思います。レビュー高評価なのもうなずけます。

アイとウェイトの内蔵


次にボディを割ります。両面テープをカッターなどを入れながら引き剥がしてきます。


この時点でルアー全体の重量を測り、ウレタンコーディングで多少重くなることを加味しながら、内蔵ウェイトの重さを決めます。決めますって言っても、自分に感覚が全然ないので完全フィーリングです(笑)

それでも沈んじゃうほど重いよりは軽すぎるほうがマシなので、感覚がないながらも“やや軽め”ウェイトを内蔵します。この時入れたのは、ドロップシンカー(ダウンショットリグで使うシンカー)の1.3g。ラインアイ部分をニッパーでカットしてます。

内蔵ウェイトと貫通ワイヤーの部分だけ、溝を作っておきます。今回のルアー製作で一番大変だったのは、この溝掘りかも。


貫通ワイヤーは、1本のステンレスワイヤーを折り曲げて作成。アイ部分は釘などを使ってペンチでぐにゃりと曲げると、それっぽくなります。アイの根本は、ラバージグ巻いてた時に使ってたスレッドで巻いて瞬間接着剤で補強。


ルアー反面の全面に(日本語おかしい、ルアー片側の全面に)瞬間接着剤をまんべんなく付け、ずれないように張り合わせます。3分くらいは手でぎゅっと締め、その後は輪ゴムできつめに巻き圧着。念のため丸1日くらいはこのまま乾かしました。


順番があってるかわからないのですが(たぶん間違ってる…)、貼り合わせ完了したであろう段階で、セルローススプレー。3回くらい吹きかけました。その後ウレタンどぶ漬け。

NGたち


途中失敗したのが、ブラックスプレー塗った後にセルローススプレーやったら、白っぽく変色してしまいました。ググったらまさにその行動がだめだったようで、セルロールは下の塗装を変色させることがあるっぽい。


また冒頭のイメージ図でもメモってますが、今回は和柄にしたいと思い、金箔入りの和柄テープを調達。菅公工業の金箔マスキングテープってものです。


試しに貼ってみましたが、上品な渋い和柄とは程遠く、クレオパトラみたいな印象になってしまったので今回は見送り。テープの貼り方次第だと思うので、ここはいつか再チャレンジ。

塗装コーティング・フェザーフック


和柄テープを剥がし、再度ブラックスプレー。その後ウレタン、ウレタン。という作業を3回ほど繰り返しました。

ちなみにウレタンが生乾きの時に、再度ウレタンどぶ漬けしてしまったので、塗装表面がしわしわになるトラブルがありました。ググってわかったのは、ウレタンは下の塗装を溶かしながら一体化していくため、前回のウレタンが乾ききってないと引っ張ってしまいシワが出ることがあるとのこと。


作っているうちに大きなファーを付けたくなり探しても見つからないので、フェザーフックも自作しました。フェザーはメルカリで購入。


ラバージグ巻いてた要領で、スレッドを使ってフェザーを巻いていきます。最後はお決まりの瞬間接着剤。

 

Blackbird 誕生


ということで完成したのが、こちら。アイ(目)にはクリスタルアイレインボー(デプス)を入れたかったのですが、実店舗でもネット店舗でも全然売ってないので、奇跡的に見つけたほぼ同じような3Dアイシールエメラルド(バスディ)を装着。

ちなみに完成してから命名しましたが、こいつの名前は「Blackbird(ブラックバード)」。中二病っぽい名前ですが、自分では気に入ってます。見た目的に鳥っぽいのと、大好きな映画パブリック・エネミーズの主役が死に際に放った言葉でもあります。


フェザーはかなりでかい。上半身にシワっぽいものがありますが、これが途中トラブルでできてしまったシワです。逆にいい味を出しているような気が勝手にしています。

※後日フィールドで実際に泳がしましたが、フェザーが邪魔でうまく首振りしませんでした。なので通常フックに戻してます。


上から見たフォルムや塗装が、もっともキレイにできました。滑らか~でツルンツルンです。


正面から。


口唇やエラがウレタンコーディングで結構埋まってしまいました。どの程度になるか予想つかなかったので、次回やる時は、完成時よりも深め&でかめに削っておく必要がありますね。この写真でも↑上半身にシワが少し残っているのがわかります。


最終的な重量は11g。10g前後をテキトーに狙っていたのですが、奇跡的にかなり近づきました。内蔵ウェイトは1.3gしか入れてないのに、木材やワイヤー、コーティングやフックで結構重量アップするもんですね。


当初参考にしていたX-80プロップダーターと並べてみても、まったくの別物ができあがりました。途中からすでに独自路線を突っ走ることにしたので、当然っちゃ当然です。

 

最後に

15年ぶりくらいにハンドメイドルアーに挑戦しましたが、めちゃ楽しかったな~と思ってます。

仕事から帰ってきたらちょっと削っておく。仕事行く前の朝にコーティングしておき、日中は乾燥時間に充てる。なんて考えながら2週間くらいを過ごしましたが、とても懐かしく30歳を過ぎた今でも子供の頃のように熱中しました。

自分で削った木材ボディに愛着が湧いて、にぎにぎイジりながら一晩一緒に寝たくらいです(笑)

アラサーハンドメイド第2弾として、最近はのんびりハネモノに挑戦中です。

※中高生の時のハンドメイドルアーたち↓

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